柔道練習)武術稽古と柔道の距離が近づいてきたかもしれません

最近のメニューは小中学生向けに基礎練習多め。
小中学生に必要なことは私にも必要なので良い機会です。

乱取り練習でR先生の空気投げ「差替落」がさらに強力になっていて驚きました。
練習後の技の研究で教えてくれたのは、相手の予測を外す2つの仕掛けでした。
1つ目は技の入り。
先日発売した月刊秘伝の記事でも紹介した後ろに倒れるようにする崩し。
この方法で崩されると相手の力みが伝わらないので気配が読みにくく対処が遅れます。
2つ目は投げ。
左足を後方に引いて相手を引き出す動作で、左足が畳に着地しようとする瞬間、着地をさせずに後ろ回り捌きをおこない左足の着地予定だった位置に右足の膝をつけるように落とす。
受け手は杖の先を外されたようにバランスを崩して投げられます。

私からは先日つくばで発見した譲らない謙譲の美徳を受けてもらいました。
以前よりも強力に作用するようになったのと、作為的なイメージをせずに効果を発揮できるようになって、これなら柔道式に組んだ状態でも出来ないかと試してみました。
引き手、釣り手を掴み相手を新しい謙譲の美徳で押す。押された相手は体ごと後ろに下がるのでその相手を止めると下半身は後ろに行き、上半身だけ前に崩れた格好になる。
これが予想外に良い感じでR先生も今までに受けたことがない崩され方で、一瞬吸い込まれるような感じがあってその直後に押し飛ばされると感触を説明してくれました。
R先生にもやり方を説明して試してもらいましたが教わってすぐに出来るようなコツというものでもないらしく、苦労されていました。相手を押す動作の直後に引くというのが難しいようです。

R先生の空気投げの入りもこの崩しも乱取り稽古で使えるやり方で面白いので6/10の空気投げセミナーでも紹介したいと思います。
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