柔道練習「相手の足を弾く大内刈」

柔道練習は寒いから寝技。

押さえ込みの基本をおさえる。

・袈裟固め

 抑える側が一番譲ってはいけないのは引き手にあたる部分。ここが抜けなければ返されることはない。逆に言うと抑えられる側は引っ張り上げられた腕の肘を1cmでも畳に近づけるように頑張る。体が密着して鉄砲返しを受けたり、足を絡まれたりしないように両足ともう1点の3点でバランスを取り続けると20秒では返せない袈裟固めになる。

・横四方

 足の押さえ方。引き手を絞って抑えるような使い方で足の道着をおさえる。ここを抑えて足の回転をおさえると回り切れなくて返せない。上半身は回ろうとして出てくる腕を抑えて回転を止める。

・縦四方

 足を絡めるイメージから相手に乗り切れない失敗例の確認から。最終的にはマウントポジションで相手の骨盤を上から乗り、折りたたんだ足が相手の腰の下に入るようにすると回転出来なくなって逃げられない。これも上半身は回転を防ぎつつ最終的に首の向きを固定するように覆いかぶされると固く抑え込める。

・ブリッジ

仰向けになり手を広げる。相手に腕の横に長座で座ってもらい、肩ブリッジで左右に返すのを繰り返す。ブリッジ力の強化と相手が軽くなる位置を掴む練習になる。

・亀を返して抑え込む

亀の後ろから入って返す。

相手の両脇から腕を差し込んで襟を取る。片側を開いて足を差し込む相手が嫌がって閉じてきた勢いを利用して相手と一緒に足を差し込んだ側に回る。回りながら相手の脇を掬って頭をおさえつつ上にあがる。足を差し込む際に回ったら上になれるかどうかが決まる。しっかりと相手の下に入り込む事。

・寝技の攻防

上から。片足担ぎでパスをする。

立ち技も練習した。

・内股

すかされない内股は腰技による内股。腰をぶつけに行くように入り、相手が浮いたところを足で払う。技の仕組みからみると払腰と同じ。

・大内刈

腕を突っ張られて入れない状況から大内刈に入る練習。継ぎ足を使って距離を縮め前方に滑り込むように近づき相手の内ももを腰で弾くようにして入る。この時上半身を使った崩しも合わせて行う。

・乱取り

重量級の中学生と乱取り。習ったことを試すと確かに防御姿勢に入られてからも大内刈の仕掛けが出来る。これはやれる事が増えた。相手の中学生も上達が著しい、決して油断したわけではないがいつもの調子で受けていたら今までにないタイミングで連続技を仕掛けられてしっかり倒された。上手になってくれるとこちらもいい練習になる。有難い限り。



コメント