恵比寿の話。
夏休みスペシャルバージョンでちょっと長めです(いつもか)。
帰り際、中島先生に「奥さんが良く(稽古に行くのを)許してくれますね。」と感心されてしまった。
たしかにそうだと思った。
妻のひろい心と、単なる私の我が侭のなせる事だと思う。
妻にはほんとに感謝するしかない。
(という気持ちを態度と言葉で表さないといかんのでしょう、きっと。)
あと、きたシスでやった座りでの移動の動きが、姫のお気に召したせいかも知れない。
(この動きをすると何故かすごく喜ぶ。)
姫にも感謝。
さて、稽古の話。
■Iさんと。
座り、あるいは立ちで手を掴んでもらって、掴まれたほうが手を伸ばす稽古。
これの原型(?)は、とにかく手だけ伸ばすという動作を行う稽古で、
手だけ伸ばすことが出来れば、受けが倒れだすというもの。
結果で判断出来るとわかりやすいのですが、倒されないように頑張ると倒れなかったり、
頑張ってもすごい力で来られると倒れてしまったりするので、
Iさんとの稽古では結果はどうあれ、かけた感じ、受けた感じがどうかという観点で吟味している。
良かった状態は、
・骨盤を起こす。
・骨盤を起こして、出てしまう腰のつまりを消す為、背骨あたりに浮きをかける。
・私の場合はかつ重心を落とす。
というもの。
面白い事に、動きに入る前「取り」「受け」ともにウネウネと身体の状態を確認しているあたりで、
お互いの状態がわかるようになってくる。
この稽古の風景をはたから見るとこんな風に見えるかも。
・二人の男性が道場の隅で手を取り合って、
・見た目にはほとんどわからない程度に身体を動かしながら、
・「いいですね。」とか、
・「もうわかります。」とか、
・しまいには二人して「うんうん」とかうなづきあったりして
・かなり怪しい感じ。
しかしこの怪しい感じは、恵比寿に来られている先輩稽古人に見られる(私から見た)共通項なので(失礼?!)、むしろ歓迎したい。
先輩稽古人の方々がどんな風に怪しいかは、今回の日記がさらに怪しくなるので書きませんけど(笑)
ふと、以前おじゃました広沢先生の柔術研究会での受け(※)を思い出す。
※こちらがきちんと脱力すると、手を掴んでいる 広沢先生が物凄くグラグラしてくれる。
こんな風に、今までバラバラだったものが、稽古中に繋がりだす瞬間は何とも興奮する。
まあ、こじつけだったりするのかも知れないけれど、もしそうだったら後で気づくでしょう。
甲野先生もしょっちゅう「裏の裏はまた表」とか言っているので、
本当は違うかもとかは気にしないで自由に納得するようにしている。
それにしてもこの日はこの日時点での最高の稽古が出来た感じがして嬉しい。
Iさんの『重力によって居つきが生じる。』という話は、下手すると自分では一生気づかなかったのではないだろうか。
「浮き」の効果の1つを「重力による居つきをなくす」と考えるのも面白い。
■Rさんと
恵比寿は2年ぶりくらいというRさんと、骨盤起こしの効果をシステマで検証。
・ストライクで崩されにくくなる。
・前後・上下の崩しに対して、丈夫になる。
・Rさんの娘さんは、前後・上下の崩しに対して丈夫(骨盤が立っているシステマっ娘)。
■U田さんと。
恒例『浪之下』。
上記に書いたこの日最高の稽古をした後の私は、色々と敏感になったらしく、
受けていて楽しかった。
『浪之下(右手)』は、掴んだ時から正体不明で、止められないような感触がわかったし、
『浪之下(左手)』は、正体を掴んでいる感触から、数度繰り返すうちに正体不明に変わっていくのがはっきりとわかった。
『スキップ』
趺踞から立ちあがり、そのままスキップすると驚くほど軽い感触でスキップが出来るというもの。
およそ武術の稽古に見えない時点で、怪しさUP。
趺踞からの抜刀の映像:http:// jp.yout ube.com /watch? v=NxJx1 9mHD1I
■さらにHくんとかNさんとかと。
半身動作研究会にいながら、自身の半身使いが余りにも未熟である事にあらためて気づかされた。
消える動きの為には、半身使いは必須。
近道は剣術の稽古であるという予感がするのだけれど、今のところ剣術に踏み込む気にはなっていないみたいです。
今度中島先生に聞いてみないと。
■『気』
稽古後のお茶で(この日はここまで許可をもらった。)、Nさんの『気』を初体験。
以前S川さんに軽くやってもらった時もあとで肩の辺りがじわじわしたのでひょっとしたらと思っていたら、
やはり家に着いたあたりでじわじわ来た。
と思っていたらいつのまにかすごく熱くなっている!
色んな方がいてほんとに面白い。
■お土産稽古
家に帰った後、まだ起きていた妻に稽古を還元。
以前の日記であっさり垂直離陸をマスターした(?)妻だが、
立ったり、座ったりで膝の上の筋肉はやはり痛いのだそうだ。
というわけで本日の還元メニューは中島先生から教わった『骨盤起こしスクワット』。
この稽古は怪しくないです(笑)
ポイントは、
・普通に立った状態から、骨盤をちょこっとだけ前に傾ける(起こす)。
(腰の両サイドを持って、身体が前傾する方向に骨盤を傾ける。)
・この姿勢で、座る。立つを行う。
妻:「立てない。」
・このとき、上体が傾いて(傾くのはOK)バランスが崩れる場合は、膝を楽に曲げてバランスをとる。
・そして真っ直ぐしゃがむ。
妻:「いたい!」
・しゃがむ時、下方向への移動は重力にまかせて、とにかく力を入れないでしゃがむ。
妻:「いたくない!!」
・立つとき、しゃがんだときのように、力をいれないでただただスッと立つ。
妻:「いたくない!!なんでー??」
生活に役立つ稽古だから、許してくれるのかも知れない(^^)
追記)
そう言えば、力むにしても身体全体を同じように力むと一箇所だけ力んだのとは状態が違うみたいな事を聞いた、、、
誰からだったか忘れたけど。
夏休みスペシャルバージョンでちょっと長めです(いつもか)。
帰り際、中島先生に「奥さんが良く(稽古に行くのを)許してくれますね。」と感心されてしまった。
たしかにそうだと思った。
妻のひろい心と、単なる私の我が侭のなせる事だと思う。
妻にはほんとに感謝するしかない。
(という気持ちを態度と言葉で表さないといかんのでしょう、きっと。)
あと、きたシスでやった座りでの移動の動きが、姫のお気に召したせいかも知れない。
(この動きをすると何故かすごく喜ぶ。)
姫にも感謝。
さて、稽古の話。
■Iさんと。
座り、あるいは立ちで手を掴んでもらって、掴まれたほうが手を伸ばす稽古。
これの原型(?)は、とにかく手だけ伸ばすという動作を行う稽古で、
手だけ伸ばすことが出来れば、受けが倒れだすというもの。
結果で判断出来るとわかりやすいのですが、倒されないように頑張ると倒れなかったり、
頑張ってもすごい力で来られると倒れてしまったりするので、
Iさんとの稽古では結果はどうあれ、かけた感じ、受けた感じがどうかという観点で吟味している。
良かった状態は、
・骨盤を起こす。
・骨盤を起こして、出てしまう腰のつまりを消す為、背骨あたりに浮きをかける。
・私の場合はかつ重心を落とす。
というもの。
面白い事に、動きに入る前「取り」「受け」ともにウネウネと身体の状態を確認しているあたりで、
お互いの状態がわかるようになってくる。
この稽古の風景をはたから見るとこんな風に見えるかも。
・二人の男性が道場の隅で手を取り合って、
・見た目にはほとんどわからない程度に身体を動かしながら、
・「いいですね。」とか、
・「もうわかります。」とか、
・しまいには二人して「うんうん」とかうなづきあったりして
・かなり怪しい感じ。
しかしこの怪しい感じは、恵比寿に来られている先輩稽古人に見られる(私から見た)共通項なので(失礼?!)、むしろ歓迎したい。
先輩稽古人の方々がどんな風に怪しいかは、今回の日記がさらに怪しくなるので書きませんけど(笑)
ふと、以前おじゃました広沢先生の柔術研究会での受け(※)を思い出す。
※こちらがきちんと脱力すると、手を掴んでいる 広沢先生が物凄くグラグラしてくれる。
こんな風に、今までバラバラだったものが、稽古中に繋がりだす瞬間は何とも興奮する。
まあ、こじつけだったりするのかも知れないけれど、もしそうだったら後で気づくでしょう。
甲野先生もしょっちゅう「裏の裏はまた表」とか言っているので、
本当は違うかもとかは気にしないで自由に納得するようにしている。
それにしてもこの日はこの日時点での最高の稽古が出来た感じがして嬉しい。
Iさんの『重力によって居つきが生じる。』という話は、下手すると自分では一生気づかなかったのではないだろうか。
「浮き」の効果の1つを「重力による居つきをなくす」と考えるのも面白い。
■Rさんと
恵比寿は2年ぶりくらいというRさんと、骨盤起こしの効果をシステマで検証。
・ストライクで崩されにくくなる。
・前後・上下の崩しに対して、丈夫になる。
・Rさんの娘さんは、前後・上下の崩しに対して丈夫(骨盤が立っているシステマっ娘)。
■U田さんと。
恒例『浪之下』。
上記に書いたこの日最高の稽古をした後の私は、色々と敏感になったらしく、
受けていて楽しかった。
『浪之下(右手)』は、掴んだ時から正体不明で、止められないような感触がわかったし、
『浪之下(左手)』は、正体を掴んでいる感触から、数度繰り返すうちに正体不明に変わっていくのがはっきりとわかった。
『スキップ』
趺踞から立ちあがり、そのままスキップすると驚くほど軽い感触でスキップが出来るというもの。
およそ武術の稽古に見えない時点で、怪しさUP。
趺踞からの抜刀の映像:http://
■さらにHくんとかNさんとかと。
半身動作研究会にいながら、自身の半身使いが余りにも未熟である事にあらためて気づかされた。
消える動きの為には、半身使いは必須。
近道は剣術の稽古であるという予感がするのだけれど、今のところ剣術に踏み込む気にはなっていないみたいです。
今度中島先生に聞いてみないと。
■『気』
稽古後のお茶で(この日はここまで許可をもらった。)、Nさんの『気』を初体験。
以前S川さんに軽くやってもらった時もあとで肩の辺りがじわじわしたのでひょっとしたらと思っていたら、
やはり家に着いたあたりでじわじわ来た。
と思っていたらいつのまにかすごく熱くなっている!
色んな方がいてほんとに面白い。
■お土産稽古
家に帰った後、まだ起きていた妻に稽古を還元。
以前の日記であっさり垂直離陸をマスターした(?)妻だが、
立ったり、座ったりで膝の上の筋肉はやはり痛いのだそうだ。
というわけで本日の還元メニューは中島先生から教わった『骨盤起こしスクワット』。
この稽古は怪しくないです(笑)
ポイントは、
・普通に立った状態から、骨盤をちょこっとだけ前に傾ける(起こす)。
(腰の両サイドを持って、身体が前傾する方向に骨盤を傾ける。)
・この姿勢で、座る。立つを行う。
妻:「立てない。」
・このとき、上体が傾いて(傾くのはOK)バランスが崩れる場合は、膝を楽に曲げてバランスをとる。
・そして真っ直ぐしゃがむ。
妻:「いたい!」
・しゃがむ時、下方向への移動は重力にまかせて、とにかく力を入れないでしゃがむ。
妻:「いたくない!!」
・立つとき、しゃがんだときのように、力をいれないでただただスッと立つ。
妻:「いたくない!!なんでー??」
生活に役立つ稽古だから、許してくれるのかも知れない(^^)
追記)
そう言えば、力むにしても身体全体を同じように力むと一箇所だけ力んだのとは状態が違うみたいな事を聞いた、、、
誰からだったか忘れたけど。
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