初アシスト@第7回骨盤おこしセミナー

トレーニングの誤りを修正するのと、今後必要なトレーニングを確認するのには定期的に見てもらうのがいいみたいだ。
というわけで今回も参加した、第7回骨盤おこしセミナーの話し。


■蹴ってる
会場に早めに到着し、中村先生に下駄の歩き方を見ていただいた。
鼻緒を摘み、前歯だけを使って、ポジションによる前重心の力で蹴らずに進む。
しかし、中村先生からは「親指で蹴っている」との指摘。
(えぇ?!蹴ってる?)
その時の本人はそのつもりが無かったのだけれど、
考えてみると私がやっていたのは一本歯の下駄での歩き方(人によって違うと思いますが)で、
前に倒れ込む力を利用する方法だった。
この為、もう1つの留意事項である”足裏をフラットに”という意識が抜けていた。
”足裏フラット”に必要なのは『足首の背屈』。
中村先生に「背屈が全然足りない」と言われたのはこの事だろう。
『鼻緒を摘む』って『足の握り拳』の事だとばかり思っていましたが、『背屈』の事も含まれていたんですね。
とセミナー皆勤賞のくせに今さらですけど(^^;
しかし、この後足裏の握り拳でさらに重要なことが判明するのであった。


■親指はブレーキ
垂直にジャンプして着地する。
この時足の親指側で着地をすると膝がロックされ、衝撃を膝で吸収する(というより膝に衝突する)ことになる。
反対に、小指側で着地すると柔らかく股関節まで使って衝撃を吸収できる。
もっと簡単な検証方法。
足を腰幅にひろげて立ち、まずは親指に力を入れて前傾する。元の位置に戻って、小指側に力を入れて前傾する。
前者では膝がロックされ動きがとまるのに対し、後者は前傾した動きが止まらずに前に踏み出しそうになるのがわかる。
つまり、足の握り拳は小指側を強く握るという事。
体重は足裏の外側にかけるという事。
握り拳に気を取られて疎かにしていた(というより意識していなかった)。
小指を握るぞ。


■重心移動
背中と股関節、そこに手の小指と足の小指が繋がると、
立った姿勢から足でも手でも握ると握った側に重心が移動する!!
って私は感じませんが。でも言われてからやってみるとそんな気がしてきたりするから我ながらいい加減なもんだ。
気をつけないと。
もう1つ、掌を上にして両手を横に広げる。
そこから片方の掌だけを下に向けると、上に向いた手の側に重心が移動する。
これは結構わかりやすい。
それでもある程度ポジションが出来ていないと、実感出来ないそうなので気のせいに注意。
思い込んで出来た気になっても良い事はないと思います(自戒)。


■正しい股割り
この日あたらめて中村先生の説明を聞いてみると、自分がやっていた股割りがまだまだ股裂きであったことに気がつく。
幸い股割りのスタートポジションの作り方について聞けたので、しっかりやっていきたいと思う。
スタートポジションが出来たら、股関節と背屈のテンションをキープする事。
そして「前へ!!」


■アシスタントとして
この日のセミナー開始前に中村先生から『縁Tシャツ』(緑じゃないよ)を頂いた。
私はこれを(実際には言われてないけど)「骨盤おこしアシスタントよろしく」というメッセージと解釈して受け取った。
というわけで今回は、S水さんとともに周りの方のトレーニングをアシスト。
正座のトレーニング(この日は椅子)では、以下の点をチェック。
・腰が反らないこと。
・股関節から前傾すること。
・下を向かないこと。
・胸椎と胸骨に触れて、動いていることの報告(感覚UPのお手伝い)。

股割りでは以下の点をチェック。
・背屈がキープできていること。
・下を向かないこと。
・声援(このトレーニングはあきらめるまで続くのです)。
自分以外の人に教えるというのは自分に言い聞かせているようでもあり、勉強になりますね。


■アシスタントとして(その2)
股割りの実演!
私もS水さんも、股割りの実演を買って出た。
お手本の為?
いいえ、他の参加者の方を勇気付ける為です(笑)
いやいや、中村先生に見てもらいたかったので。
私もS水さんもスタートポジションに辿りつけないまま『股割り』スタート。
案の定、すぐに限界が来て、『ううう』とか『イタタタ』とか弱音を吐きながらもあきらめずに頑張る。
一番弟子のS水さんは、足を攣ってみせるという荒業も公開。
ちなみに中村先生曰く、「どんどん攣ってください。」だそうです(笑)
そのうちお手本が出来るようになりますから(たぶん、きっと)。


■お手本に向けて、来月までこんなことやって過ごします。
立位体前屈(逆回し)
立位体前屈(逆回し@膝抱え込み)
立位体前屈(順)
股割り(スタートポジションつくり)
股割り
背屈(壁に前向きに寄り掛かってからの足首背屈)


中村先生はじめ、参加されたみなさまありがとうございました!

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