やりすぎ@半身動作研究会

遅れて参加した半身動作研究会の話。
さっそくIさんと稽古。
反省点は『かまつか』と『浪之下』ばかりやりすぎたところ(笑)

Iさんは自身の言う「シンクロ」が進化したのか、全体を通して技が強力になっていた。
私の受けもそれなりに強化されているつもりだったけど、それ以上に強力。


■浪之下
かまつかの動きからまっすぐ重さを乗せる動きへ移る。
いかにスムーズに移るかを考えていたら、手だけを動かしたいかまつかの動きに身体が乗ってきてしまっていた。
要求している動きは、手だけが「スッ」と動いて、その動きに身体全体が同調する動きだ。
あくまで動き始めは手だけで進入したい。もっともっと精度をあげなければ。
Iさんの浪之下を本気で止めるつもりで受けてみた。
が、止まらない。
んー、先日の稽古で自分の受けが強化されていた事が確かめられたので、
あるいはと思ったのだけれど。
それにしても時間をかけすぎた(^^;


■かまつか
Iさんの取りがかなり速くなっている。
3本指のセンサー+周辺視(全体をぼんやりみる)でも捕まれることしばしば。
しかしそれにつられて、こちらの逃げも進化。
すると今度はこちらの逃げにつられてIさんの取りが進化。
なんてやっていたからおそらくお互い結構速くなっていたのではないか。
これこそ時間を使いすぎたか(笑)


■突きの払い
連続で突きを打たれる状況で、いかに普段の稽古でやっている動きで対応できるか。
真っ直ぐ立って手だけで払うことが出来ると、軽い力感なのに相手が重く感じるという事になるようだ。


■袋竹刀とか木刀とか
Rさんと。
斬り結びで相手の竹刀を潰していく動き。
井桁の動きを使うと耐えにくくなるようだ。
斬り結んだ形からちょっと乗り越えるように竹刀を動かすと、
相手が少し動くのでその動きを連続させていく。
結果として相手が崩れる形になる。
乗り越えようして、身体ごと横に回り込むと方向の変化が相手に伝わるせいか対応されてしまう。
乗り越えた後の動きを手だけで行うと途中で止まってしまい、
相手が竹刀を抜いてきたり、押し戻したり出来てしまう。

Iさんと
剣避け
逃げるのは速くなったつもりだったけど、
この稽古でもIさんの進歩がめざましい。
右でも左でもほとんど避けられない。


■寄ると寄る。離れると離れる。
中島さんが終了間際に技をかけに来て下さった。
やっぱりこれは面白い。
面白いのと、もう1つあらためて気づいたことは、
中島さんに技を受けてもらうことの重要性だった。
できているつもり(それなりに相手にも通る)の動きでも
まだまだ駄目なところがあって、本人が気づいていないところを指摘してもらえる。
寄るときも離れるときも接触している箇所は動かさないのだ。
ってそのつもりでやっていたのだけど、まだまだ出来ていなかった。


■正面の斬り(全体の総意初期版)
中島さんに受けてもらう。
甲野先生の真似事なのだけれど、それでも(私なりの)全体の総意があるとないとではやはり違うようだ。
んー、でも理由がわからない。

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