この日は半身動作研究会の稽古、テーマは「体幹を作る」。
構造動作トレーニングを元に体幹(強い姿勢)の作り方についての説明があった。
・足指の握り込み
・ソフトフラット接地(小指側重心)
・前重心
・頭蓋骨の位置(カンペル平面)
・骨盤と胸骨の位置関係
・膝の遊び
・力こぶの位置
これらを丁寧にやっていく。
私は説明を聞きながら合間を見て股割り、胸割り、腰割りのトレーニング。あと足首伸展で立つというのも。
講座の最後に中島先生が、「プッシュアップも楽になる」という話をされていて、
その話に納得しながら自分でもプッシュアップを試してみた。
確かに以前よりも楽に出来る。
拳を片方ずつ交互に床から離しても楽でいられる。
などとやっていると常連参加者の方から「片手で出来るんですか」と驚かれたので「支えるだけです。上げ下げは無理ですよ。」と答えながら(あれ、できるかもしれない)と感じてやってみたところ、何と出来てしまった。
着替えたあと、(本当に出来たんだっけ?)と思ってやってみたら、やはり出来る。
みなさんにも驚かれてこの日は気分良く帰宅した。
プッシュアップは苦手で、ましてや片手で出来るというのは想像もしていなかったので我ながら驚いたし、嬉しかった。
しかし、家に帰ってから(寝る前にもう一回やっておこう)と思ったが、ついさっき出来たのにやり方がわからない。
片手で身体を支えるなんて重くって出来たもんじゃないという感覚に戻ってしまっていた。
骨で支えているようなあの感覚はどうやっていたのだろうか。
その後も色々と試してみたが、また出来るようにはならなかった。
どうも、背中(胸椎)と肩胛骨の自由度が関連しているようだ。まずは再び出来るようになるまで研究していこうと思う。
(数日後の甲野先生の講座@東京武道館で無事出来るようになりました!)
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