『空気投げ』の形

相手が押し込んでくる動きを貰う、或いはこちらから動きを柔らかく引き出すやり方を『空気投げ(その1)』としていた。
まだ実際に全ての方向について試したわけではないが、全方向になったのは『空気投げ(その1)』だ。

先日の恵比寿でOさんからいただいたアドバイスによる速い『空気投げ』を『空気投げ(その2)』、今後『謙譲の美徳』を使った強い『空気投げ』が出来たら『空気投げ(その3)』としよう・

なぜ技にかかるのか?
どうすれば技にかかるのか?
技にかかったときの感触は?

形を上手く設定出来れば、技をじっくりと確認出来る。
その試みの1つ。

形として考えているのは、『空気投げ(その1)』で真ん前、真後ろ、右隅の三方向。
『浮落』や『送足払』のように1、2、3で『空気投げ』に入る形がよいか、それとも1で押し込んで2で押し返されたところに入るほうがよいか。

『空気投げ(その2)』の真ん前。
手順と形に加えて、受けに要求する動きを検討すれば形で『空気投げ』の感触を掴む練習が出来るはず。
こちらは受け側で、1で構え、2で突いてくるのに対して『空気投げ』に入る形か。

それからこれは三船久蔵十段の記録映像にあったものだが、投げ裏の形にある『支釣込足を隅落』も感覚を掴むのに良い。

形で技の感触を覚えたら乱取りなどの状況で練習すれば、動きの中で使える『空気投げ』になると期待している。
乱取り稽古はめったにやる機会がないのですが。

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