アイススケート『膝抜き』『先端から動く』

パパの柔道練習は体調が悪く休んでしまったが、逆に体調が悪くてアイススケートをお休みしていた娘は元気になったので、頑張ってスケートリンクに向かった。

幸い、着いてしばらくすると私の体調も良くなってきて、一緒に滑ることができた。

三週間ぶりのスケートで感じたことは重心が踵に寄りすぎてしまっていること。
どこが正しいと教わったわけではないが、この重心位置は後ろに転びやすそうでやりにくい。
無意識に足を前に出しすぎているのでさないかと考えて、意識的に真下に置くようにするとゆっくりとした速度の時ではあるが、前後のバランスにブレが少なくなった。
姿勢も前重心を意識すると良さそうだ。
しかしこれらは滑りながら続けるのが難しい。
やはり運ぶ足の位置か、足をかえた直後の姿勢に問題がありそうだが、修正の仕方がわからない。


この日は空いていたせいか、急遽初心者向けのスクールが開催され、娘が参加したいというのでエントリーした。

私は横で見ていたがこれまで教えたことに取り合えず間違いは無かったようで安心した。
私が教えられていないブレーキを教えてくれたのと、スムーズなカーブの方法も教えてくれて良かった。


ブレーキは、足を開きながら両内側のエッジで氷を引っ掻くようにするのだが、ジャンプしないで足を開いて腰を落とすところが、武術的にも求められる動作で、後で私も練習したがなかなか面白かった。

スムーズにカーブする方法は単純だがこれも興味深い。
腕を左右に開いた上半身を向かっていきたい方向に向けると、下半身(スケート)が回りだすというもの。
これの面白さは、下半身で操作して回るのではなく、上半身(腕)の動きが全体の動きに繋がるというところ。
これも『先端から動く』や、『太刀奪り』の蹴らない動きに通じるものがある。


これまでは効率よく氷に圧力をかける方法を試していたが、これからはなるべく氷を意識しないで浮きがかかるように滑る方法も試してみようとおもう。
娘にせがまれて行っているが、パパのほうが楽しんでいたりして?!

コメント