受け身の上達と投げの上達

先日の東京武道館の帰り、韓氏意拳の内田さんが話していた受け身の説明を聞いていて、その説明が『背負投げ』のやり方を説明されているように思えた。

内田さんの説明では、細く円錐のようになって受け身をすると結果として短い円周で受け身をとることになるという。
回転の円周が短くなるには、その前に何が成立しているのか。


円錐が回転する場合、回転の円周は円錐が倒れて回転する丸い部分になる。
ここで先日習った『背負投げ』と繋がった。


うまく練習すれば、一人で受け身の練習していてもそれが投げの練習になる。
新たな受け身ができるようになればその受け身を取らされる投げの仕組みがわかるようになる。


内田さんの説明は受け身の話で、その前に自分の状態が面ではなく細くなるのだと話をされていて、その結果として受け身がそうなるという話だったが、
わたしの頭は『背負い投げ』と受け身の繋がりを探すモードになってしまっていた。
大事なところを聞き逃している気もするが、発想の材料を提供していたことは確かだ。

今後の練習に活かしていきたい。

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