柔道練習90回目『稽古納めは空気投げ』

今年の稽古納め。

九州へ転任されたT先生が9か月ぶりに来られていた。
子供達が先生にいいところを見せようと、寝技の世界一周や打ち込みに張り切って取り組んでいた。

わたしも空気投げの研究成果をご紹介した。
『浮落』の形では「形では受けが自ら跳ぶ必要があるが、これは何もしなくても跳ぶ。」との感想をいただいた。
ぜひ子供達にも技の仕組みを理解させてやって欲しいともお願いされた。
子供への説明は難しいと思ってやってなかったが、自分で技を研究して工夫する面白さが伝えられたら勝手に上手になっていくはずだから、少し考えてみよう。

3週間ぶりに参加されたAさんには、甲野先生のメルマガ動画撮影でやった形の『渦落』を受けてもらった。
感想は「なんだこりゃ?」だった。
わかってても足がでなくて防げないらしい。
『謙譲の美徳』を説明してAさんにも私を投げてもらうと、確かに今までになく変な感覚で投げられてしまう。
これは次回、この日お休みしていたSさんを驚かせることが出来るかもしれない。

Aさんとは1分だけ乱取りをやったが、先週Sさんと検証していた形になった瞬間、『渦落』で投げることが出来た。
課題は組み手争いに付き合ってしまったことか。気配なくスッと組んでそのまま技に繋げられるようにしていきたい。

次の練習は来年。



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