柔道練習170回目『豪快な投げ』

柔道練習終了。金曜日の稽古で強力になった体捌きで『大外刈』と『空気投げ』が乱取りで決まった。外から見ていたRさんの感想は「何か豪快になってる」でした。大外刈以外にも応用できそう。

研究稽古では空気投げの体捌きのおさらいと打ち込みと投げの確認。これまでも投げ込み練習は成り立っていたがこの体捌きだと打ち込み練習も成り立つ。実際に投げてみると楽に強力な投げになっているのも確認できた。

これは金曜に駒井さんに撮ってもらって確認した稽古に多きな効果を実感したので今日も撮影してみた。Rさんと最新の体捌きによる空気投げの動画を撮って確認したところ左股関節が定まっていないことに気がついた。これは股割り不足だ。その場で股割りをして股関節に刺激を入れると一時的に改善した。

技の研究も練習も大切だが土台となるからだが出来ていないとわかっているが動けないという事態におちいる。構造動作トレーニングの股割り腰割りも強化しなくては空気投げの理想形を体現できない。

強力な空気投げのポイントも整理できてきた。右拳は常に自分の体の前におく。左に捌くときに右脇が開きやすいので注意。早い動きでも手順は変えない。相手を前から横に崩す。右足が左足の位置に来たときには左足は前に踏み進むでいること。腰を捻りすぎて自分の重心が左にはみ出ないこと。

背負い投げの入りかたも変わる。相手の上半身を釣り手側でポンと押す。相手が後ろに行くので釣り手のテンションが上がる。そのテンションを貰って体を回転させて背負い投げに入る。この時投げ終わるまで釣り手のテンションがゆるまないこと。ここを意識して教えてくれる人は少ないのではないだろうか。


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