柔道練習『浪之下を柔道技へ』

甲野先生にも何度も掛けてもらっていて一時期こればかり練習していた『浪之下』。一見して他の形への応用が難しそうで、実際柔道技にそのまま応用できずにいたがようやく感覚が繋がってきた。

空手の形から感覚を得て、浪之下の感覚とも繋がった背負い投げの動画です。始めに空手の形の一部。形の感覚で背負投の打ち込み。浪之下の感覚での打ち込みと投げ。引き手でがっちり押さえられていても気にならなくなる。 https://t.co/cN2k9XFzvp

浪之下の感覚でやる柔道技は、今のところ落とし系がやり易い。背負落、浮落は典型的。大外落、体落もほぼ同じ感覚で出来そう。隅落も同じ感覚で出来るはず。捨身技の横落、谷落は別の要素もあるのでいったん分けて考えたい(浮業も)。

甲野先生の稽古会を通じて長く練習していた浪之下と、空気投げの研究のために始めて四苦八苦している柔道技に繋がりが見えてきたのは、自分のなかでは空気投げが成功した以来の大きな進展なので、いま楽しくてしょうがないのですが、これ伝わりにくいですよね。

柔道練習の最後に忘れないように柔道形の復習をしている。今は手技から横捨身技までの15本。思い出すだけなので一人でやるエア柔道形で十分。柔道形全集で起倒流由来の古式の形を見つけて、体(たい)と曳落(ひきおとし)を復習した。復習というのは以前空手の岡田さんと一通り練習したことがあるからだ。

起倒流由来の柔道形『古式の形』。岡田さんとの稽古のおかげで意外とすぐに思い出せた。と言っても畳でやるのは初めてで、曳落の効き目には驚いた。形をゆっくりなぞって手順を確認した初回の動作でRさんを投げ飛ばしてしまった。お互いそのつもりがなかったのでびっくり。乱取り形式でも使えそう。


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