空気投げに出来ること

ようやく役割が見えてきた。


空気投げ研究家は何に貢献できるのか?

空気投げを知りたい人がどれほどいるのか?
柔道家に空気投げを教える?
空手家に投げを教える?
自分が達人になる?
空気投げで世界を征す?

どれも違う。

空気投げの研究に6年、その前からの武術稽古を合わせると13年。
構造動作トレーニングにも並行して取り組んできた。

特定の流派をおさめたわけでもなく、開眼して自流を立ち上げたわけでもない。

ただ私は一緒に稽古する人の上達の瞬間に立ち合うことが多い。
受け手に依存すると言えばそうなるが、空気投げから何を受け取るかはその人次第。
何年も空気投げの事ばかり考えて稽古してきた私が何をきっかけに何を発見してきたのか、そこから何を得たのか、それを聞いて体験して何を得るのか。
ここに空気投げを人に伝える面白さがある。

柔道技の練習をしても、寝技の練習をしても空気投げに繋がる発見がある。
空手の形にしてもそう、サッカーのドリブルからも空気投げに繋がる発見がある。

柔道をしっかりやっていればいるほど、こんなことをやっている暇はない。
強くなりたくて練習している人には、こんなことをやっている暇はない。
こんなことを考えて柔道に取り組んでいる人は他にはいないだろう。
この発見を興味を持ってくれた方と共有したい。

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