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2012年11月20日火曜日

月刊秘伝12月号「"座れ"ば強くなる!」@半身動作研究会

半身動作研究会の稽古に参加。 

早めに着いたので一人稽古でもしていようと思ったのだけれど、中島先生が先に到着されていた。 
雑誌「月刊秘伝」の取材があり、早めに来られていたようだ。「たいさん、ちょうど良かった。」と、急きょ私も取材に協力させていただくことになった。 
近々、座りで行う稽古の特集があるとのこと(月刊秘伝のホームページを見ると12/14発売号のようだ)。私は中島先生の受けや、悪い例の見本(私はこれが得意)などの大役を仰せつかった。 
取材の合間に何気なくやっていた私の膝行を見た秘伝の方が「それ撮らせて下さい。」と言うので撮っていただく。 
膝行は普段稽古でやらない上にさらに輪をかけて普段やらないクルクル膝行(仮称)も撮影することになって、こんな事ならもっと練習しておけば良かったと思ったりした(苦笑)
こちらは甲野先生の膝行動画(1:00あたりから、クルクル膝行も!)

「関係ありませんがこんなのも、ね。」と中島先生から宴会芸『座って、立つ』のリクエスト。 
取材の方にウケてこれも撮影することに! 
「出来るだけゆっくりお願いします。」のリクエストは厳しかったけれど、うまく撮っていただいた。 
稽古の紹介となる今回の記事では使われない可能性が高いですが、良い記念になりました(笑) 
秘伝の方が言うにはどこかの流派(私は流派名を覚えることが苦手なようだ)に、この『立つ』に近い形で抜刀を行うところがあるようだ。 
座りから足の甲をつけたまま、片膝を前に出し(ここで抜刀?)、後ろに戻る形で立ち上がるらしい。 
これは高度な身体操作が必要そうだ。 

■竹串手裏剣 
参加者のみなさんが構造動作トレーニングの「ゆっくり走り」をやっている中、黙々と竹串手裏剣を打つ。
忍者道場で八角手裏剣を打ったときの調子の良さから一転、刺さらない。重さが違うので感覚が変化しているのもあったが、(きれいに投げたい)という欲が動きを阻害する。 
刺すのは諦めて、直打法の”おさえ”に集中すると今度は刺さり始めた。 
なんだこれー、面白い。 

■太刀奪り 
IさんとSさんがやっている稽古を斜め横から見学。 
Sさんが打つのを見るよりも、IさんとSさんの2人を見ていると次にどこを狙っているかを感じる。黙って見ていたがかなりの確率で一致した。 
気配というよりも打てそうな気がする場所という見え方かも知れない。 

■勝手に研究会 
岡本正剛先生の肩を掴みにきた人を崩す動き。 
肩の回転をなるべく、肩以外を使わずに行うというのを試そうとするも、肩をきれいに丸く回すのが困難。上下に大きく動いてしまい、楕円になる。 
岡本正剛先生の動きを研究しているとそこから派生して、色々な動きが引き出されて、それはそれで面白いものも出てくる。 

■受け 
崩れやすい受けというのが存在する。技の検証にはこれも必要。 
お互い存分に受けると、なかなか技にかかりにくくなっている。そうするとせっかく可能性のある動きが出ても、相手がびくともしないのであまり有効でないという判断になってしまったりするのだ。 
この日はIさんの動きを試しに力んで少々軸を歪ませた状態で受けてみると、えらく吹っ飛ばされて驚いた。 
これにはIさん自身も驚いたようだ。 

■中島先生の技 
最近は恵比寿に参加しても中島先生の技を一度も受けないという事が多かった。 
この日、「月刊秘伝」の取材のために久しぶりに技を受けたが、この感覚はやはり定期的にいただいておきたい。 
終了後、重心移動による崩しを受けさせていただく。 
接触面は何もしない。働きが起きるのでそれについていく。 
稽古の帰り道、着物が似合うA女史から「どうしたら余計な力が入らないようになりますか?」という質問をされて、「中島先生の技をたくさん受けて下さい。」と答えたけれどこの答えは私にも当てはまる。

2012年11月17日土曜日

宴会芸「座って、立つ」動画入り、忍者道場の稽古


武蔵アカデミー武蔵一族の道場でIさん主催の自主稽古会。

忍者道場にインターネットTVの方が忍者の取材に来ていた。
Iさんが席を外して、取材の方と2人になったので少しお話させていただくと取材の方は甲野先生の講習会にも参加されたことがあるという。甲野先生の説明は丁寧で親切である一方、動きの部分は実感が伴わないと理解が困難という点で見解が一致する(笑)私は運良く中島先生を始め、たくさんの方に教わることで甲野先生の技を自分で稽古しようと思う程度には理解することが出来るようになっている。
で、取り急ぎ腕相撲の宴会芸で取材の方の武術への関心を掴んでおいた(笑)その後は体験も交えての取材となった。
この日は少し遅れてU田さんも初参加。忍者道場への取材だけれど、忍者はIさんのみ。
この後も忍者道場への取材にも関わらず、稽古風景はU田さんを中心とした普段にない厳密な稽古に。若干、取材の事が気になるも私も稽古に集中。手裏剣があったから多少は忍者っぽさも出ていたかな(汗)

■手裏剣
このときを待ってました!
My手裏剣で練習。正確にはわからないが2間くらいの距離でだいたい通るようになってきた。
この日は調子良かったのだけれど、特に調子の良さが現れたのは、上下に打ち分けた際、投げた手裏剣3本が縦一直線に並んだ場面か。
私のは八角手裏剣で、忍者道場の棒手裏剣はコンクリート針で、長さも異なるもの。ここまで違うと加減がだいぶ変わってくる。

あとは何をやったんだっけ?というくらい色々とやった。
■剣
抜刀・納刀。U田さんからたくさんアドバイスをいただいた。U田さんのアドバイスはその場で聞いていると納得しているはずなのだけれど、思いだそうとすると文字にしにくいところが面白い。下手に言葉で書くのはやめておいた方が良い気もするけれど書いておこう。
・抜刀:左半身を回さない・引かない・開かない。全体で向きが変わるだけ。それもほんの少し。
・納刀:目の前で刀を突きつけられている状態で血振りから鯉口に剣先が飛ぶ間、そこから刀を鞘に納める間、常に”含んでいる”状態でいる。
・全体で動くというのは剣先と足裏が連動している状態で剣先が動くのに身体全体がついていくということ。

太刀奪り。
避けるか、太刀を奪うかどちらも可能性がある状態で動きたい。
U田さんからアドバイス。奪う時は相手がいる場所、相手の剣を目標に動くのではなく、相手に向かい動ける場所に動く。結果相手の柄頭を含めて取りに行くことになる。そのまま動ければ相手の剣はこちらに振られずに相手の後ろに回る。
これがないと剣の振りに間に合っても拮抗して動けなくなるかそのまま振りおろされてしまう。

■半身動作研究会の稽古紹介
U田さんのアドバイスは厳密なので、真面目にやっていると精神的に長くは持たない(笑)というわけでIさんが普段やらない半身動作研究会の稽古をご紹介。これなら取材の方も体験してもらえるし!と少しだけ気を使ってみたり(笑)

・皮膚の稽古
相手に”小さく前へならえ”をしてもらい、相手の手首と肘の間の柔らかいところを自分の手のひらに乗せてそのまま手を伸ばすと相手が崩れるという形。
しばらくやっていなかったけれど、身体が前にのめらない『追い越し禁止』を守ることでIさんから「今のは中島先生っぽいです。」という感想をもらえる動きになる。
Iさんと取材の方にも体験してもらって、実践してもらう。
取材の方の「えぇー!?何でですか?」「不思議ですねー。」という反応にこちらも楽しくなってしまう。

・ただ手を伸ばす
「稽古ってどんな事やってるんですか?」と居酒屋で聞かれたときに使える動き。
横に並んで座っている状態で相手の方に手のひらで触れる。そのままただ手を伸ばすと相手は踏ん張って耐えることが出来ないというもの。
これも身体が相手側に寄りかからない『追い越し禁止』を守る必要がある。
Iさんは素直に動いてすぐにバッチリ。取材の方は1回目はバッチリ。2回目からは足下で踏ん張ってしまいうまくいかない。1回目だけうまくいって、2回目がうまくいかないことが良くあるが、これは”2回目の法則”という呼び方があるほど良くあること。

・『浪之下』
久しぶりに『浪之下』の説明を書いておこう。相手に肘と手首の間あたりの片腕を掴んでもらい、下方向に下げる動き。掴む方は下方向に崩されないようにどうにかして頑張るというもの。やってみるとわかるが、単によりかかっても(それなりに重くなるが)、かえって持つ側の相手がしっかりしてしまい、容易には崩れない。
私がやったのは、皮膚の稽古の感覚で行う『浪之下』。これは恵比寿で方条さんに教えてもらったやり方。
『浪之下』にも色々なやり方があるけれど、私はこのやり方が一番気に入っている。
やり方との違いを体験してもらう。
1.単純に真っ直ぐ下におりて重みを乗せるやり方
  真っ直ぐに重みが乗り、人によっては耐えきれずに沈むが、丈夫な人はビクともしない。
2.脱力した上で相手の反応が起きる前に素早く動くやり方
  誰が相手でも必ず少しは動く。人によってはそのまま反応できずに沈むが、反応の良い人は途中で上方向に跳ね返してくる。
皮膚の感覚で行う浪之下は、感覚的には2で動き始めてつなぎ目なく1の動きになるというもの。持たれた腕を肩や身体が追い越さないように動く。

■剛体
・折れない腕
Iさんに教えてもらう。
相手の肩に手を伸ばして置く。相手に肘のあたりに体重をかけてもらうが肘が曲がってこないというもの。
実際かなり体重を乗せてもビクともしない。やればやるほどお互いで丈夫な構造を作る格好になる。
・折れない腕の人を崩す
U田さんに教えてもらう。
「自分で立つ」という状態で動くと折れない腕は折れる。というか足下から崩される。この身体の状態は他の動きでも同じ。

■寝技
折れない腕の人を崩すときの「立つ」は寝ていても同じ。
「立っている」あるいは「立つ」に向かって動くと、身体が協調して動いてくる。

■動画撮影
ついに公開(先行公開していましたが)、宴会芸の動画です。一発撮りにしてはまずまずでしょうか。
この日記を読んだ人から”実際に見るまで想像がつかなかった”という感想を貰ったのと、”動画アップして!”とのリクエストを受けていたこともあって、動画を撮ってみました。

    2012年11月16日金曜日

    気づけない突き@BULINK主催『甲野善紀東京武道館セミナー』

    今回の東京武道館は柔道場ではなく剣道場。 

    ■人間手鞠 
    見た目がすごく簡単そうなのに9割以上が出来ない(甲野先生談)と言われる人間手鞠。 
    ようやく「これは楽だ!」という動きが出てきた。この日聞いたポイントが良かったか。 
    ・前傾(前に倒れ出す直前まで) 
    ・一気に脱力して落とす 
    前傾をやりすぎると跳ね上がる時に前に出てくる。 
    脱力は一気に行う。ふにゃっと落とすのではない。 

    ■屏風座り 
    こちらも効果が現れてきた。 
    純粋に背中を垂直に立てようとすると強さは発揮されないようだ。ほんの少し丸めるようにすると前から胸を押された力が足までの全身で受け止められるようになる。 

    ■左右の虚実 
    これがすごかった。と言っても講座中は受けている人の反応を見ているだけだったけれど。 
    この状態は、一方の半身を「玉握の手」という労宮(鎮心のツボ)を凹ませながら握り込む手の内により、圧縮させるようにし、また同時に足裏も引き上げるようにしてさらに圧縮をかける。それでいてもう一方の半身は伸び伸びと動く。 
    「斬落し」「浪之下」「小手返し」など動きによって緊張のさせかたが変わってくる。例えば斬落しは「玉握の手」ではなく「角成りの手」。 

    ■カリ 
    U田さんと。 
    含んだ状態。つながっている状態。出すぎない範囲。 
    具体的な距離ではなく、感じ。 

    ■色々 
    Hくん、I上さん、I嵐さんと 
    端の方で2人組宴会芸の練習や、岡本正剛先生勝手に研究会。 
    肩に触れてきた相手を崩す動きでちょっとそれなりのものが出てきた。手がくっつくのは、出来そうな気がおさまってしまったからちょっと研究保留。 

    ■ 
    I女史と。 
    身体の前で親指の背を上にして腕で五角形を作るとしがみつく人を楽に支えられるという甲野先生のやり方をアレンジ。親指を立てて上を指し続けるようにすると負荷が全身に散りやすいというもの。やってみるとなるほどその通り。屏風座りで丈夫になったときのような力の逃し方に近い感覚。 

    ■気づけない突き 
    一番驚いたのは講座後のファミレス。 
    他にお客さんがいない奥の席になったので、甲野先生がついさっき気づいたという動きを受けさせていただく。 
    どちらも手が届く間合いで甲野先生が突いてくるのを防ぐ。形としては『払えない突き』なのだが払えないどことか、気づけない。 
    それでいて威力は身体に響く。 
    この技を受けようとファミレス店内に変な列が出来る(笑) 
    不思議なことに甲野先生にこの動きをされると身体が軽くなる(これは個人の感想です)。 

    2012年11月14日水曜日

    甲野善紀『ビーナス』の身体操作術@池袋コミュニティカレッジ

    池袋コミュニティカレッジで毎月第2金曜に開催されている甲野先生の講座。
    毎回書いているけれどここは穴場。
    講義多めで進む。もちろん実技もあるが希望者にのみ少しやる程度なので、初めて参加する方で話だけでも聞いてみたいという方はここがオススメ。椅子に座っていられるので動きやすい格好になる必要もない(私も会社帰りのスーツ姿で受講している)。
    じっくり話を聞ける場所。私も唯一ここだけはメモを取りながら参加している。

    左右の虚実という話をされた後で受けた『小手返し』がちょっと止められる感じがしない動きになっていた。

    メモには甲野先生が講座中に話している面白いエピソードなどは書ききれていないので(というより技以外の事はたくさん聞いていても日記にはほとんど書いていないので)、興味のある方は是非一度参加してご自分の目で確かめて下さい。

    メモの転機
    ・抜刀
     右足を後ろに下げる。右の背中が使えてきた。

    最近インターネットで話題になった身体の中心から色が分かれている猫のような身体の使い方。身体教育研究所の野口先生に言われて出てきた左右に色分けする身体の使い方。
    例えば右半分を緊張させて、左半分を伸び伸びとさせる
    ・払えない突き、入り身
     相手に触れる側を伸び伸び。
     緊張は払えない突きは『旋段の手』、入り身は『虎拉ぎ』で作る。
    ・小手返し
     持つ手の方を緊張させる。『鷹奪りの手』を握り込む感じ。
    ・浪之下
     持たれている側を緊張させる
    ※日記作成時追記。緊張のさせ方、どちら側を緊張させるかはこの後、色々と検証しながら変わっていきます。メモは池袋当時のやり方を記録したものです。
    『敵を騙すにはまず味方から』『自分でもよくわからない』
    『左右色分けは難しいので、そのことに意識がいっているから出来そうだろうか、などど気にすることなく動くことが出来る』
    <日記作成時追記>
    左右の色分け猫ちゃんの名前は『ビーナス』
    見事に真っ二つですね。

    http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article_enlarge.php?file_id=20120903003
    <追記ここまで>

    ・人間手鞠
    上半身をだた落とすと勝手に立ち上がる。このとき一度両足が宙に浮いてくる。
    →落とす前の腰を上げる動作にポイントがありそう。

    故・溝口氏による機械の発明。
    度を超えてすごいものを見ると興ざめしてしまう。

    オススメ
    ・12/4 WOWOWで放送されるある人のドキュメンタリー番組
    ・12/4 光岡先生、内田先生共著の『荒天の武学』


    ・親指の背
    ・呼吸法に関する質問。
     参加者「呼吸で意識している事は?」
     甲野先生「意識して呼吸法を用いないように意識している。」
    ・大和座り。キ座からつま先を真っ直ぐ後ろにのばす形
    ・禅の考案のような論理的に矛盾した事を考えることによって、結果的に考えない状態
     左右の落差を作る動きも一種そのような効果があるかも。
    ・足裏の重心位置を計測したら回転していた。
    ・メルマガ紹介。ピダハン紹介。ピダハンを読むと鬱の人でも場合によっては心が晴れるかもという話。

    ・以前どこかで紹介したおすすめ本
     道具(刃物)の写真集
     わら一本の革命
     ゆきし世の面影
     センスオブワンダー
     大地の母
     あと一冊あったが忘れてしまった。。。
     今回追加
     ピダハン
     荒天の武学

    以上!

    竹串手裏剣が板にささるの巻(写真付き)

    恵比寿の半身動作研究会に少し遅れて参加。 

    ■竹串手裏剣 
    家でまさかの禁止令が発令されたのでのでここで練習(笑) 
    前よりささらなくなっていたけれど、まあこんなもんだろう。 

    方条さんと 
    ■受け 
    ますます変なことになっている方条さんとのソフト剣を使った稽古。 
    私が長い剣、方条さんが短い剣を持ち私が遠い間合いから近づいてきて自由に打つ(1発のみ)のを方条さんがなんとかするという稽古。 
    打つ前から軌道が見えるらしい。 
    打つタイミングがわかるらしい。 
    実際やってみるとかなりの高確率で防がれた。 
    素手でもやってみる。 
    私が遠い間合いからちかづいて、方条さんを自由に打つ(1発のみ)のを方条さんがなんとかするという稽古。 
    見られている(笑) 
    その証拠に左右どちらでも打てる状態で近づくと両手を止められ、片方に決めて近づくとそちらの腕だけをとめられる。自分の意識が鏡に映っているような変な感覚だった。 

    ■井桁、仙椎の軸立 
    SさんとO田さんからの宿題(笑) 
    井桁は柔らかく動けたように思うが、少々ねじれていたようにも思う。問題は軸立だが、ぶつかる。Sさんの「やる前からねじれてる」という指摘で思い出した。手を前に出すときに捻れやすいのだった。丁寧に手を挙げてみると柔らかく動けた。 
    Sさんもこの日一番の感触を得られたようでこの稽古は良いものになった。 

    ■剣中心取り 
    これも軸立。軸が立っていれると中心を取れる。 

    ■霞抜きからの崩し 
    私の霞抜きは剣と股関節が連動していない。握り方に起因するところもあるかも知れないという指摘。 
    方条さん作の超ソフト剣をたわませずに振る練習。 
    Sさんの霞抜きを受ける。U田さんに教わった状態を思い出して受けてみると、私の反応が数段あがった。というよりも何もしなくても良くなった。反応というよりも、ゴムを叩いたら跳ね返るというような物理現象が起きたという感じに近い。 

    ■竹串手裏剣2度目 
    新宿でU田さんに教わった状態で的を意識せずに動いてみると、何と竹串手裏剣が板張りの床に刺さってしまった! 
    家での練習が禁止されたけど床に刺さるなら確かに禁止だ。 
    意外だったので写真を撮っておいた。 


    ■岡本正剛先生の技、勝手に研究会 
    胸に触れて崩す技。 
    下方向に作用させる時、鳩尾にクルらしいのでもっと柔らかく崩したいところ。実際はどうなのだろうか、、、 
    肩をつかみに来たところを崩す技。これも円の動きが見られるが、肩だけを僅かに回しているように見える。 

    ■宴会芸披露 
    和服に着替えた女性の参加者の方が大変気になったがリクエストを受けて「座る・立つ」を披露。 
    もちろん好評v 
    合気道をしているU田さんの後輩君に腕相撲の宴会芸を受けてもらう。こちらも好評v 

    2012年11月11日日曜日

    宴会芸宴会デビュー!@甲野善紀音楽家講座

    ひさしぶりの音楽家講座。仕事の打ち合わせの状況次第だったが、何とか参加出来た。 

    受付を済ませると背後からU田氏が登場。で、会場入り前に稽古開始(笑) 
    『屏風座り』の状態検証。足から下がバラバラになりやすいので、そこをそうならない動きでいること。足裏から頭のてっぺんまで。 
    そこから動く時も「その状態でいる」こと、もう少し感覚に近い言い方をすると、「どの状態のときもそうある」ことになるか。 
    手裏剣でも同じで右手に構えた手裏剣と右側の足裏がどうなっているかに着目すると動きが変わってくる。 

    「入らないの?」というM女史の声で2人とも我に返り、甲野先生の講座が行われている室内へ(笑) 

    珍しく楽器を持って質問する人がいなかったが、参加者は多め。みなさん楽しそうに参加されていた。もちろん私も。 
    ピアノ、バイオリン、フルート、チェロ、ドラム、、、 
    音楽家講座ならではの質問が飛び出し、それに臨機応変に対応する甲野先生。聞いたことがない質問にどういう返答をするのか、そのやり取りがライブというか、ひきつけられる要素の1つじゃないかと思う。 

    最近の気づきは『屏風座り』からの発展。 
    先日回った九州で変わったと言われる『小手返し』を受けた。 
    相手に近づくのではなくむしろ遠ざかるようにして技をかけるのだけれど、ちょっとあっさりやられすぎたかという程にあっさりと返されてしまった。 
    受ける前はもう少し粘れると思っていたが、あれは耐えられない。 
    講座中に聞いた話も面白かった。 
    ・親指を使わない話から類人猿の歩き方の話 
    ・類人猿の歩きの話から四つ足生活が精神に支障を来す話 
    ・ピダハンの生活がぶっ飛んでいる話 
    四つ足生活の話は西勝彦著「西式強健術と触手療法」にも少し似た話があったように思う。 

    講座後は居酒屋で打ち上げ! 
    近くに座った現代東洋医学をされているというN医師の話を聞く。 
    身体の調子が悪いと訴える人の多くが、その症状が指の状態に現れているという。 
    少し聞いただけだが、ブラックサポーター療法という右足のふくらはぎだけに黒いサポーターをつけるという療法があり、これで身体の連動による余計な緊張をおさえて肩こりなどの症状緩和が期待できるのだそう。本当に色々と研究される人がいるものです。 

    途中、甲野先生からお呼びがかかりお話を伺いにいくと「この人ほど理解している人は少ない。」とその場にいた方(どこかでお会いしたような。。。)に紹介される。 
    「普段仕事をしていて稽古量などは絶対的に少ないにも関わらず良く理解している。こういう人に抜群になってもらいたい。」という言葉をいただいた。 
    楽しくてやっているだけなのでこういったプレッシャーとは無縁なのだが、今回ばかりは何となく感じてしまった。 
    ただこのように言っていただけてもちろん嬉しい。 
    スポーツへの応用の話や、上達の話について私が感じていることなどを聞いていただく。普段は稽古しているばかりなのでこんな話しはしないのですけどね。 

    取り組む本人にとっては、甲野先生がそうであるように絶えず自身の動きを見つめ、「今は仮に有効だからこうしているが、もっとああしたい。」というような向上心と興味を持って取り組んでいく中で、武術的な動きができてくるようになると、その応用が期待出来るだろう。 
    そのように工夫するようになるには、もちろん本人で気づかなければならないが、きっかけは指導者が与えてやることも出来ると思う。 
    ・これが正解というものは無いということ 
    ・より良いものは、(たとえ教わったものであってもあらためて)自分で見つけるのだということ 
    これを伝えられる指導者はどれほどいるだろうか。 
    そして伝えるだけでは指導者としては不十分だろう。良い動きかどうか、判断できるだけの目が養われてないとただの放任になってしまう。 
    っと、打ち上げで話していない事まで書いてしまった。 

    この日は何といっても甲野先生の前で宴会芸を披露した記念すべき日。主催のS女史が「たいさん、是非宴会芸を披露して下さい。」とリクエストして下さった。 

    私「ただ座って、立つだけですが足の甲にご注目下さい。」 
    <座る> 
    みなさま「うわぁ。。」「ひゃあ!」「すごーいw」「ええぇ??」 
    <立つ> 
    みなさま「うわぁ。。」「ひゃあ!」「すごーいw」「ええぇ??」(拍手) 

    S女史「Iさんと2人でやる、誰でも達人になれるやつもお願いします!」 
    Iさんと私でニセ達人ごっこ披露! 
    さらにはS女史も一緒にニセ達人ごっこ!! 
    ウケたww 

    さらにはIさんから、たぶん9割以上の方がわからないと思われる「物まね武人スターシリーズ」も飛び出した。 
    Youtubeなどで動画を見たことがある人にはたまらなくツボにハマる。見ていない人にもたぶん面白さだけは伝わったと思う。 

    2012年11月9日金曜日

    竹串手裏剣デビュー@恵比寿


    pomera(電子メモ)からようやくデータが取り出せたので久しぶりの日記。ずいぶん前の日記になったけど、竹串手裏剣デビューした恵比寿の稽古の話。

    恵比寿の道場は大変歴史のある道場だが、そこには同じく大変歴史のある発砲スチロールがあった。
    先輩稽古人のO田さんが、その昔練習したという竹串手裏剣用の的。もう何年前のものかわからないほど(10年近い?)。Twitterで私が手裏剣稽古を始めたと知ったO田さんがこの日、的を洗っていて下さった。

    ・爪楊枝手裏剣
    竹串の前に食いついてしまった。これはまさしく宴会芸に使えるではないか!(って最近自分でも何をしたいのかわからない)
    その昔居酒屋の土壁に爪楊枝手裏剣を刺すといういけない芸をされていた人がいたようだが、そこにも食いついてしまった(笑)
    半間ほど離れたところから試みると刺さった!

    ・竹串手裏剣
    重さがないので飛距離はそこまで期待できない。空気抵抗で失速してしまうからだ。
    それにもちろん「直打法」にこだわりたい。ボールを投げるようなフォームではなく、剣(この場合は竹串)の回転を抑えるため、持たずに触れるようにして構える。私の場合は極端すぎるのか、腕を上に構えたときにたまに竹串がすっぽ抜ける。それくらい”持たない”ということ。
    『直打法』では棒手裏剣はどちらかというと垂直に立った状態で手の内から離れ、的の手前で90度回転して刺さる。
    この軌跡が美しく思えるのは、マニアックな世界に踏み込んでしまっている証拠かも知れない。
    この日は竹串手裏剣ばかりかなり長いこと練習したが、後半はけっこう良い感じで刺さって結局2mちょっとまでは刺さった。
    O田さんからいただいた、
    「迷いがないからいいね」
    「今のは甲野先生みたいだ」
    「その感じならもっと遠くても刺さると思う」
    この言葉を励みに頑張りたい。

    ■体術
    O田さんと。前回は井桁を丁寧に教えていただいた。
    今回はテキスト(新・井桁術理)から「仙椎の軸立」。これはO田さんがSさんに伝えようと思って持ち込んだというテキストを見ながらの稽古(笑)
    これも井桁同様、丁寧にやるとぶつからない動きになる。
    ・座りで頭をおさえる形
    ・正面の斬りの形
    感覚を掴むのに手こずるも最後はOKをいただいた。「2力の合成」になるのだけれど、前方向が強くなりがち。かといって上方向を強めに出せば良いという単純な話でもない。軸をそのまま運ぶという感覚で動くとうまくいったようだ。

    ■岡本正剛先生の技(妄想でマネ)
    円の技法を使って、相手の胸のあたりに触れて崩す技。
    恵比寿でも色々と受けていただき検証。
    崩すという目的なら、色々とやりようはあるようだが、動画でみた受けの崩れ方となるとそのやり方はまだ見えてこない。
    半身動作研究会で稽古してきた材料の中で検討すれば、『皮膚』『重心移動』を組み合わせて検討する事になる。

    同じく岡本先生の、相手の手のひらがすいつく技。
    こちらも以前から妄想していたが、このたび妄想再会。そのうち何かおもしろいものが出てくるといいなぁ。
    講座後、方条さんと少しやったが何かしそうな予感。

    ■空手
    O田さんは普段空手の稽古をされているのだ。
    この日少し教えていただいた。
    構えによる「受け」の反応の違い。前に構えるのと気持ち後ろに構えるのとでは後者の方が受けに余裕が生まれる。
    『柾目返し』による突き、『仙椎の軸立』による受け。
    下段受け、上段受け。相手からは遠く、自分からは近い。

    ■竹串手裏剣その後
    後日、練習用に竹串を購入したのは良かったが、妻の前で得意気にダンボールに刺して見せたところ、
    「家の中でやらないでよね。」
    謝ったプレゼンにより危ないものイメージを刷り込んでしまって、我が家に竹串手裏剣禁止令が発令されてしまった。。。
    へにゃへにゃと飛ぶところを見せて、へなちょこ&危ないものでは無いですアピールをするべきだった!!
    硬めのダンボールに見えたので威力を出して打ったのが成功したのだけれど、そうする事に何の意味もなかった。
    失敗。

    ただ、ぶーぶー言ってみたら、「道場でやれば良いじゃない。」とも言ってくれたのでじゃんじゃん稽古に出かけようと思います!!
    と言うことはその前に仕事を頑張らないとですね。