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2009年8月30日日曜日

姿勢力@第13回骨盤おこしセミナー

第13回骨盤おこしセミナーの話。

■姿勢力
肝心のセミナーの内容は、、、中村先生のお子さんと遊びすぎて前半は聞いていなかった(笑)
彼とは遊びの中で骨盤おこし式手押し相撲をやったが、
中村先生とS水さん以外にはやられたことがない私が(そもそもそんなにたくさんの人とやっていないのですが)、
2度、3度とひっくり返されてしまった。
ちなみに彼は小学4年生(10才)。体重差では私が圧倒的に有利なのにもかかわらずである。
こちらがしっかり骨盤をおこすと体重差の分だけ有利になったが、侮れない姿勢力である。
実際彼はこの後でこの日参加した大人達(自衛隊の人まで!!)を次々に転がしていたが、その光景は実に爽快なものであった。

■伸張反射
さてちゃんと聞いていた(?)セミナーの後半部分は、
骨盤おこし式前後運動、胸割り、立位体前屈、四股立ち、四股立ちからのスクワット@伸張反射、骨盤おこし式腕立て伏せ@伸張反射、股割り、手押し相撲、骨盤おこし式LSDと後半だけでも盛りだくさんの内容。

特に興味深かったのは、骨盤おこし式腕立て伏せ@伸張反射だ。
以前から聞いていた「力こぶが前を向く状態で腕立てをやる」でも、背中の力を動員出来る分、楽になるというのを試していたが、
この日の説明は「伸張反射で腕立てをする」というものだった。
伸張反射をおこす筋肉の名前も説明されていたが見事に忘れてしまった。腕の筋肉だったはず。
とにかくポイントは以下に気をつけて腕立てをしてみることのようです。
・胸を前に出す。
・力こぶを身体の正面に向ける。
・腹圧はかけたまま。
特に今の私には腹圧が足りない。腹圧をかけるということは、いわゆる腹筋に力を入れる(縮める)のと逆の動作(膨らませる)をしなければならないせいだろう。
何度かやってみるがラーメンで育ったぶん以上は膨らんでくれない(笑)
それでも肘関節をグッと折り曲げる動作を加えるとこれまでより楽に腕立てが出来るように感じた。
しかし、スクワットで感じる伸張反射よりも弱いので、単なる気のせいかも知れない。
中村先生が『別世界』呼ぶ動きが、この程度の変化のはずがない。これまでのやり方より疑いの余地がないくらい楽になってくれないと。

『別世界』と言えば、そう呼んでも良いくらいの変化を短時間ながらも味わえるのが骨盤おこし式LSD(※)だろう。
この日もLSDを2、30分はやっただろうか。
「そのまま歩いて下さい」と言われた後の下半身の軽いこと!まさしく『別世界』!!
しかし体感としてはまだ右に偏りすぎている感じだ。
一緒に参加したI江さんのようにリズムよく軽快に出来るようにならなくては!
普段の歩きから左をもっと意識してみようと思う。

今回のセミナーに参加するちょっと前『お腹の身長反射』を感じていた。
私が腹圧をかけて胸椎を反らした状態にすると、歩くときにお腹が勝手に動く気がするというものだが、
これは大腰筋が引っ張られた状態のことらしい。
大腰筋は横隔膜と腰椎にひっついていて、腿の全面まで繋がる大きな筋肉だ。
この筋肉の伸張反射がもっと働いてくれば、それこそ『別世界』が待っているに違いない。
千里の道も一歩から。
はっきりとした身長反射をおこすには地道にトレーニングを続けるしか無いようである。

■胸椎を参加させる。
先月のセミナー後、胸椎の一番腰椎寄りと思いこんでいた場所は間違いで、
胸椎はさらに下まで続いている事がわかった。
私の感覚では(もうここは腰じゃないですか?!)と思っていた位置で、
トレーニング中も「腰を反らせてはならない。」という言いつけに従い意識して動かないようにしてきた場所だ。

それにしても前回のセミナーから約1ヶ月間、骨盤おこしの前後運動を(特に胸椎を意識して)行っていたのにちっとも動いていない胸椎の下部はどうやったら動くようになるのか。
手がかりを求めて、セミナー後の食事会で中村先生の隣になったので質問をストレートにぶつけてみた。
「胸椎の下部を動かすには前後運動を続けるのが良いですか?」
「前後運動だけでは動くようにならない。」
むむ、、、やはりそうであったか。
「股関節のあらゆる方向の動きと連動させることで動き始める。」
とのこと。
内転、外転、内旋、外旋、前傾、後傾、その時の上体の位置、正面、左右、どのうごきと連動してくるのか。
また楽しみが増えた。

■腰は反らない
中村先生に胸椎の動きを見せていただいているときに、
『腰は参考にしないで下さい』と言われた。
言われれば気になるので目をやるとなんと”反って”いるではないか。
『これは腰を反っているのとは違うのだけれど、見た目には反っているのと区別がつかないだろうから、ここは参考にしてはいけない。』との事。
実際には腰椎を縦方向に圧縮するような身体操作により、
結果として腰が反っているように見えているのだそうな。
『こうですか?』
無謀にも腰椎の圧縮というキーワードで自分の感覚を頼りに試してみたが、
『反ってる。』
とあっさり駄目だしされてしまった。
無理して痛めたくないし、腰椎の縦圧縮にチャレンジするのはやめておこう。

2009年8月25日火曜日

システマ黒

北川さんが講師をつとめたシステマセミナーの話。
先日参加した赤・青・白に続いて今回はシステマ黒。

テーマは「みんなのための戦いかた」。
「目的は生きてお家に帰ること。」
なんともシステマのシステマっぽい雰囲気の漂うスタートであった。

私は”対人で戦うとか、痛いのはやらない。”と言っていたのですが、
この日は「首の締め方」を数パターン、「関節をきめる」を数パターンやることになった。
しかしこれがシステマの不思議なところであり魅力なのですが、こんな危なそうな事を終始爽やかに楽しくこなす事が出来てしまうのである。

メニューの構成が自然に無理ないところから、(日常からは)不自然で無理のあるところまで、
気づかないうちにステップアップさせてくれるようになっていたのだろう。
「これだと頚動脈に隙間があいちゃいますね。」等といいながら首を絞めたなんて文章は、
その場にいなかった人には異様な感じに読めるかもしれない。

でも実際に初参加の方や女性を含めた参加者が最後まで楽しく過ごせたのだ。
振り返ってみても不思議だけど楽しかったから仕方ない。


この日やったのは色々な崩し方や、関節のきめ方、首の絞め方などなど。
特に面白かったのは複数人に制された状態からの逃れ方で、
「リラックスして身体を真っ直ぐにすると相手が崩れる。」というもの。
例えば1人が肘関節をきめて、もう1人が後ろから首を絞めに来ている状態から逃れるのに、
普通は緊張して頑張ってしまうところを逆にリラックスして自分の身体を真っ直ぐに出来ると、相手の体勢が崩れ始める。
相手が少し動いたら相手の弱くなったところをついて、さらに崩しをかけるというもの。
不思議なことに2人よりも3人でおさえられた時のほうが、相手の崩れ方が激しくなる傾向があるように思えた。

最後に武器を使ったデモンストレーションを見せて頂いた。
まず日常では想定出来ない状況(ナイフvs杖など)だったけど、冷静に対処する様子はお見事でした。
こういう状況でもリラックスしないとね。


メモ
・背骨が真っ直ぐになるように。
・呼吸をとめない。
・動き続ける。
・出来ないと思ったらもっとゆっくり丁寧にやってみる。
・それでも出来なかったらもっとゆっくり。


次のシステマは、『女性が男性を痛めつける方法。』題してシステマSとシステマMです(嘘)。
なんて話をセミナー後の食事会で話したり。
始めから終わりまで楽しい一日でした。
北川さんをはじめ、一緒に参加されたみなさまありがとうございました!!

2009年8月22日土曜日

宣伝とか稽古メモとか@半身動作研究会

週末に開催される半身動作研究会は、中島さんの稽古会の中でもお得感がありますね。
というわけで書きたい日記の東京武道館(前回)、半身動作研究会、システマ黒のうち今回は半身動作研究会の話し。

週末の半身動作研究会は、時間が3時間とたっぷりあるのでたくさん稽古が出来ます。
参加人数も少なめなので、じっくり稽古出来て良いです。
この日参加した内容には、8月29日・9月27日に予定されているワンテーマ講習会「皮膚を操作する」の内容もあったりして。
つい最近、皮膚系の動画が公開されました。
youtubeを”皮膚の操作”で検索してみてください。

とか書いていると人数が増えちゃったりして(それはそれで賑やかで良いですね)。
と、今回は宣伝メインでした(笑)


ここからは稽古のメモ
■動きを誘導する
自分で起きあがるときに楽な動きを、相手にさせることで動きやすくする。
仰向けで寝ている人を両手を持って引っ張る。
両手をいっぺんに引っ張ると重たいが、片手を少し引っ張ってから両手を引っ張るようにすると前者に比べて楽。


■介護技
上体おこしを接点圧力の説明と鏡写しの説明で。


■皮膚を操作する
皮膚の張りで相手を誘導する。
これは冒頭でも紹介したけどお気に入りの稽古の1つ。
抵抗する気がおきないのが良い感じ。
やられている感じがしないのがまた良い感じ。
上手くいくと手応え無くゆっくりと相手が崩れていくのが楽しい感じ。


■指先で動かす
指先の動きは止められない。
少しずつ色々な箇所を動かして相手をコントロールする。
システマの崩しみたいにしてみたり。

あれ?!色々やったと書いたわりに日記の内容が少ない!
と思ったら、パパと一緒に来たちびっ子とけっこうな時間を遊んで過ごしていたのだった。

2009年8月21日金曜日

丁寧@東京武道館

17日から夏休みに入っている。
片道2時間の通勤時間がなくなったと思ったら、日記の更新もゆっくりになってしまった。
書きたい日記の東京武道館と半身動作研究会とシステマ黒のうち、今回は東京武道館の話。


Kさんとの稽古で丁寧な稽古は綺麗で通り心地のよい技に繋がるということを感じる事が出来た。
もちろんこれまでも丁寧な稽古は心がけていたつもりだったけど、
「足を1mm上げる動きも漏らさずに。」というところまで意識出来ていたかどうか。
私の目指す技は、受けていて楽しく、気持ちよく、面白い感触の技。
これが丁寧な稽古の先にあるのは間違いないようだ。



ここから先は稽古内容のメモ。

甲野先生の講座なのに周りで稽古ばっかりしていた(笑)
■斬り落とし
I上さん、H川くん、H川さんらと。
みんなのアドバイスを聞いていたら、急激に技のききが増した。
鎌柄の要領で手を下げるまでは良かったが、その後随分とのしかかってしまっていた事に気づく。『追い越し禁止』違反だ。
文字にするとわかりづらくなってしまうけど、
自分にとって良い感じのする空間を保ったまま動くと良いようだ。
そう言えばこの形は、以前恵比寿でIさんと稽古していたものと同じだ。
あのときは『浪之下』で鎌柄の動きからいかにスムーズに技に入るかという稽古をしていたが、
今回みんなのアドバイスで素直に変化出来たのは恵比寿の稽古のおかげもありそうだ。
この後Kさんに受けさせて頂くと、今回の変化のずっと先があるという感触が伝わってきた。
技の向上にはもっともっと丁寧な稽古をしなければならないと言うことが、Kさんの技を通して理解出来たような気がする。
技の理解以上に大切なものを得たか。


Kさんには色々と稽古をつけて頂いた。
■浪之下
これも丁寧に。
足裏の垂直離陸の効果が1mmの無駄もなく相手に伝わるように。


■捧げ持ち崩し
掴まれた手にはめている手術用手袋にしわが寄らないようにするつもりで、腕を引き抜く。
圧力が偏らないように。
私もやらせて頂くが、NGモードに突入しかけてしまう。NGモードとは私が今勝手に呼び始めたもので、技の稽古で自分の駄目な動きが気になって動けなくなってしまう状態のことである。
こうなると稽古を続けても駄目な自分を確認するだけなので、なるべく避けたい状態である。
今回は中島先生の講習会でやった「パントマイム式」でなんとか回避出来た。
腕を引き抜こうとするけど引き抜けない状態(パントマイム)を作っておいて技に入るというもの。
自作自演なので相手の状態に左右されにくくなるのだ。
なるべくKさんの説明を素直に体現したかったが、
NGモード回避の為の苦肉の策であった。
今回はそれが良かったみたい。ふう。


■正面の斬り
これも身体のあらゆる箇所が連動して動けるように。
この形で崩されかけて力まないのは難しい。
恵比寿の稽古でもやったが、力むくらいなら素直に崩されたほうがいいだろう。
K籐さんのを受けるが、強烈な感触に反応して無駄だとわかっていてつい力んでしまう。


■杖での説明
身体中を参加させることの効果を杖を使って説明。
ものすごく納得した。
・杖を片手で上下方向に動かす
一方向の力。これは単純な力で受けていても抵抗しやすい。
・上下方向に押す力に加えて、もう一方の手で前後方向に引く
二力の合成。一方向の力に比べると力の出所がわかりづらくなり、止めにくい。
・引くのに加えて、左右に動く
三要素同時進行。上下、前後に加えて左右の方向が加わると接触面の感触ではこれを分解して感じ取ることは難しい。

そして、人間の身体は単純に関節の数を数えただけでも3要素同時どころではないという話。
うーん、なんて説得力のある説明なんでしょうか。
ふかーく納得。


■辰巳返し
勢いを使わず、いかにスムーズに動けるか。
甲野先生が以前「山の裾のが広がるように」という説明をされていた。
ここでも丁寧に動くことが大事。


■腕の上で腕立て伏せ
筑波稽古会でやっているという稽古を紹介して頂いた。
一人は座りで肘から先を曲げて腕を前に出す。
もう一人はその腕の上で腕立て伏せをする格好をする。
座っている人が力んで耐えている場合と、力まずに姿勢だけを保っている場合の感触の違いを腕立て伏せをしている側が感じ取る。
感じ取れたら座っている側の人は楽な姿勢で相手を乗せたまま立ち上がる。


■甲野先生
おっと、肝心の甲野先生の話が出ていない(^^;

最近みなかった止めようとする相手の前を手刀が通り過ぎるという技を受けた。
当然本気で止めに行くが触われない。
ただ「この人の場合は速そうな感じが伝わってくる。」と言われて、先生も少しモードを変えてやられていた。
変わって次は手を予め前に出して待ちかまえている格好。
必ず先生の手刀に触れるので、そこで止めるというもの。
何人かが受けていたのを見た後だったので、それなりに対策を練ったつもりだったけど全く止められず。

浪之下では結構粘ることが出来て、(対甲野先生受けの)上達ぶりを確認して貰えたようで取りあえずは良かった。

そうだ。
この日の先生は杖を鉄棒代わり(2人が肩で担いで支えている格好)にして、足先を引っ掛け、背屈の力で蝙蝠のようにぶら下がっていた。
あれをやろうと思ったことも無かったしもちろんやったことも無いので、
あれが難しいのか意外に簡単なのか想像がつかない。
どうなんでしょう!?

2009年8月19日水曜日

力こぶの向き@骨盤おこしメモ

骨盤おこしセミナーで学んだ、力こぶの向きについての気づきをメモ。

腕に関する動きの中で一番力が出るのは、力こぶが前(身体の正面)を向いた状態。
大抵の人は自然に腕を下げた状態での力こぶが斜め内側を向いている。
これを一時的に矯正する方法は、
・腕を上に伸ばし骨盤をおこして胸を前に出す。
・この姿勢から手のひらを上に向けて腕を水平(身体の側面)方向におろしてきて、
両手を横に広げた状態にする。
・手のひらを上に向けたまま小さく前へ習えの格好をしてから、手のひらを下に向ける。
※この時、手のひらだけをクルリと180度回転させるのがポイント。
・腕を下げる
やる前よりも力こぶが前を向いていることがわかる。
あとは自由に動いていいのだが、この姿勢になる前後で力の伝わり方がまるで変わってくるので興味がある方は色々と試して欲しい。

武術の稽古でよくやるのが立っている人の肩(上腕)を横から手だけの力で押すという形。
この姿勢になる前後ではまったく効果が違うので驚いてしまう。


さて、メモの本題はここから。
(何をいまさらと思われるかも知れませんが)
どうやら力こぶの向きと胸を前に出す動きが連動しているようだ。
というメモ。

胸を前に出す動きで間違えやすいのが肩を後ろに引く動き。
前者と後者では肩甲骨の自由度が違ってくる。前者の方が左右の肩甲骨の間が狭くならない分、自由度が高い。
力こぶの向きとの関連だが、胸を前に出すと相対的に肩が後ろに行くことになる(絶対的な位置は動かない)。
骨格には全然詳しくないが、感覚的には胸鎖関節が前に押し出された動きが、
肩関節の位置を押し下げながら背面に移動させる働きとなり、
その結果、腕が外側に回転して力こぶが前を向くようである。

先月から股割りに変化が見られなくてちょっと寂しかったけど、
この先の変化がまた楽しみになってきた。


力こぶについては、身体の研究ブログが詳しいです。
中島先生が過去にレポートを書いています。
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2009/05/post-091c.html

中村先生のブログにもあります。
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/2007/01/post_ec50.html

2009年8月16日日曜日

ゴム人間@骨盤おこし



最近、『ワンピース』を借りて読んでいる。
悪魔の実と呼ばれる”ゴムゴムの実”を食べて、全身ゴム人間になった主人公”ルフィー”が、海賊王を目指して旅をする冒険マンガだ。
今読んでいるのは空島を目指すところ。続きが楽しみです。

ゴム人間のルフィーをみていて思い出したり、頭に浮かんだ『伸張反射@骨盤おこし』の話。
http://www.toei-anim.co.jp/tv/onep/


■伸張反射
筋肉はゴムのような働きを持っていて、引っ張っておくと縮もうとする力が自動的に働く。
この働きを『伸張反射』と呼び、この時に出る力が利用できると大きな力が楽に出せる。
自分で意識しなくても働く力なので武術的には起こりを消す効果が期待できる。
『伸張反射』を利用するには、ゴムの役割りを持つ筋肉を引っ張る必要がある。
一番実感しやすいのが腿の筋肉(大腿四頭筋)で、しゃがむと引っ張られる。


■自重で伸ばす
ゴムを引っ張るにも力が必要だ。この引っ張る力に重力(すなわち自分の重さ)が利用出来れば、楽にゴムを引っ張ることが出来る。

重力は下方向に働くので、利用する上で一番理解しやすいのが真下にしゃがみ込む動作だろう。
しゃがみきった姿勢は、股関節が最大限にたたまれて、腿の筋肉がとっても引っ張られた状態になる。

試しに骨盤をおこして立った状態から真下にしゃがみ込むと、
腿の筋肉が『伸張反射』をおこし、自動的に跳ね返ってくるようにまた立った状態に戻ることが出来る。
この動作はいわゆるスクワットをやる事になるのですごく大変そうに思える。
しかし、『伸張反射』を伴った動作では見た目から想像するよりも楽な動作になることが体感できる。

この動作のポイントは骨盤をおこしておくことだ。
骨盤が後傾しているとしゃがみきった姿勢でも筋肉(特に腿裏あたり)が引っ張られず、ゴムがたるんだ状態になってしまうのだ。

■骨盤の角度
骨盤がおきている(後傾していない)ことの確認は、座骨結節の位置で確認できる。
骨盤が後傾しているときの座骨結節は、お尻の下側に潜り込んでいる(見た目にはお尻と太ももの境目が無くなる感じ?)。
それに対して、骨盤がおきているときの座骨結節は、お尻の後ろ側に出てきている。
話がずれるが、骨盤をおこして座骨結節がお尻の後ろ側に出てくるとその分がヒップアップにつながる。
これは強力で、なにより骨格であり姿勢なのでずり落ちる心配がない。まさに一生もののヒップアップだ。


■ゴムゴムのうさぎ跳び
話を戻すと骨盤をおこすとそれだけでお尻の筋肉が伸ばされた状態になり、縮もうとする力(テンション)がかかってくる。
そこでさらにしゃがみ込む動作を加えると、『伸張反射』が強く働き自動的に跳ね返るような力が働くのだ。
うまくこの力を働かせることが出来れば、鞠が弾むように身体を跳ね上げ続けることが出来る(※)
これに前方向の傾きを与えれば、一説に身体に悪いとされる「うさぎ跳び」の動作も身体を痛めずに楽に続けることが出来るのだ。

※また話しがずれるが、この動きは武術研究家甲野善紀先生の講座でよく紹介される「しゃがんだ状態から10cmほど身体を浮かせ、真っ直ぐに落としてやると自動的に立ち上がる事が出来る。」という動作にも当てはまる働きと思われる。


■伸張反射で動く
この『伸張反射』の働きは、腿の筋肉だけでなく他の筋肉でも働くとのこと!
『腹圧』『胸割り』『足指の握り拳』などでより強く、自然に働くようにすることが出来るようだ。

伸張反射の働きを全身で利用しながら動くことが出来れば、
ルフィーのようなゴム人間になるのは夢ではない?!
めざせルフィー!!


「骨盤おこしトレーニング」について詳しく知りたい方は、こちらでどうぞ!

身体の研究〔からだのけんきゅう〕
http://takahiro-n.cocolog-nifty.com/nakamura/

2009年8月14日金曜日

胸椎12番(?)

前回の骨盤おこしセミナーで中村先生から「胸椎の12番をもっと動かして下さい。」とアドバイスを受けた(番号はよく覚えていない)。
それから腰椎のすぐ上あたりを反らすトレーニングを続けているが、
先日から骨盤をおこして歩くときにお腹で伸長反射がおきているような、あるいはおきそうな感覚が出てきた。
『引っ張った筋肉が縮もうとする働き』が伸長反射であるという事から考えると、
・骨盤をおこす⇒お腹が引っ張られる。
・腹圧をかける⇒引っ張られる。
・胸を前に出す⇒引っ張られる
・胸椎12番を反る⇒引っ張られる
となっている状態で『歩く』と、
・(着地時の自重で)胸椎がさらに反る
⇒お腹がさらに引っ張られる
⇒伸長反射!
という事が起こっているのかも知れない。
あるいは気のせいかも知れない。

しかしこの感覚は歩きよりも走りに効果がありそうな予感。
暑いからしばらく走るのは嫌ですけど(笑)

もっと胸椎の可動域を拡げていけばはっきりしてくるかな。

2009年8月10日月曜日

らーめんと稽古と珈琲@野田古武術の会





野田古武術の会@柏の話。

柏は学生の頃よく降りた駅だ。
10年も立てばさすがにずいぶんと変わっているけどやはり懐かしい。
柏ラーメンブームのせいか、当時普通のラーメン屋だった「ラーメンのフーサワ」が「風澤(ふうさわ)」にイメチェンしていた(笑)
なつかしの塩らーめんを注文したが、当時よりも美味しくなっている。
競争とはこういうものか。
※写真左が入り口(マットに昔の名残が)。写真右が塩らーめん(チャーシューが明らかに柔らかくなっている)。


稽古の話。
中島先生の説明で理解のポイントが整理できた気がするこの日。
整理整理。
・手を動かすときは身体を動かさない。
・身体を動かすときは手を動かさない。

・肘を働かせるには肘を使ってはいけない。
先端から動くことで肘が働く。

手だけ動かすことで結果として身体全体が働くということ、
何度も身体で実感して頭でも納得しているつもりだが、
つもりはつもり。無意識に身体が応援に参加してしまう。
応援がはいると応援にきた部分しか働かなくなり、
がんばっている実感とは裏腹に相手への働きは弱くなってしまうのだ。


稽古後は北柏にある「ストリームヴァレー」へ。
入り口の手前にある急な階段をのぼっていくと焙煎された珈琲がほのかに香ってくる。
中島先生と世話人のK津さんは、野田古武術の会の後は良く立ち寄っているのだ。
私は今回で2回目。
ここは珈琲を飲みながらゆっくりと話をしていられるとても雰囲気の良いお店だ。
他のお客さんもそれぞれストリームヴァレーでの時間を楽しんでいる。
本を読んでいたり、音楽を聴いていたり、友人やマスターと話していたり。

もちろん珈琲もおすすめです。
http://www.streamvalley.jp/index.html

2009年8月9日日曜日

半身動作研究会

遅れて参加した先週の恵比寿。
マイブームは『正面押し@離陸版』
最近は、会う人会う人に受けていただいている。

久しぶりにお会いしたNさんにもお願いをして受けてもらったところ、良い感じらしい。
綾瀬と多摩以外で会うことは珍しい、しんさんにも受けてもらった。
前回受けてもらった綾瀬の時よりもしんさんの受けが強力になっていて、
技のききとしては悪くなっているが、やってみた感じとしては前回よりも良くなっている気がした。
今思えば前回の離陸は肩胛骨あたりが中心だったが、もう少し広い範囲にかかっているようだ。

これはもっと練って生きたい。


Nさんと。
中心を取られる感覚を味わう。
以前より粘れそうな感じはするが、仮に粘ったとしてもすべて後手に回ってしまう感じ。
Nさんに介護技を色々と教わる。
椅子から椅子へ移動させる技など。
受けた感じはなによりも「楽」の一言。
私がやった場合でも一緒にいた方に受けていただくとけっこう悪くないようだったので、
いい気になってNさんに受けて貰ったが、Nさんの脱力が激しく(脱力で激しいという表現は変ですけど)下に落っこちてしまう。
あの感じで下に落ちないようにするには少し形を変える必要もあるようだ。


Iさんの気づき
身体がまとまると、勢いをつけて突き飛ばされた場合でもそのばでショックを吸収することが出来る。
かなり強めに突いても後ろに下がらない。


Mさんと。
稽古が終わってから登場!と思ったらIさんに強烈な蹴り。
虚をつかれるとはこういうことか。私も驚いた。
その後、鎌柄で遊ぶ。
私が逃げる番のときに掴んだらびっくりしたみたいで面白かった。