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2012年1月31日火曜日

太股に力入れすぎ@構造動作トレーニング基礎編


急遽、出勤になってしまったが時間に間に合って(間に合わせて)参加出来た構造動作トレーニング基礎編の話。
その前に腰痛が良くなっていてよかった。
骨盤おこし前後運動も大変だったから。

本やDVDを見られて来た方が多く、本を見てわからなかったところなどを質問されていた。
このご意見は中村先生の次回作(?)に活かされることでしょう。
(お手伝い出演をした私を認識されている方もちらほら。精進しなくては!)

具体的な質問は、
・自分の股関節の位置は?
・自分の座骨結節の位置は?
などの実際に確認するまでは本当に正しいのかわからない部分や、
・立位体前屈のやり方は?
・胸割りと胸を張るの違いは?
などの動作に関する質問が多くあげられた。

予備知識があってこられるだけあっていつもよりも具体的な説明に入るまでがスムーズだったように思います。

私はと言うと腰の調子が今一つだったこともあり、部屋の隅っこで腰割りや骨盤おこし前後運動、片足立ちなどで動作を確認しながらリハビリ。
中村先生の説明を聞いて過ごす。
立位体前屈(逆式)を行ってみると、腰痛の影響だと思われるが早い段階から骨盤が強制的に後傾させられる。
これは中村先生にも見てもらったが、「太股に力を入れすぎている。」ということになるらしい。
確かに腰痛になってから太股の疲労が濃い。

腰痛になる少し前、しゃがんだ拍子に左太股がひどく力んで立てなくなるほどのすごい疲労感に襲われたことがあった(後日筋肉痛が現れるほど)が、あれも腰痛に関係していたのだろうか。


基礎編で教わったこと
・股関節の位置
・骨盤立位の確認方法
・足指の握り(足下3年!)

今回はスペシャルゲストよし子先生が初登場。
腹圧を説明。
優しいわー。
中村考宏先生とはぜんぜんタイプが違うわー(笑)


個人的な課題
・腰痛に負けないように腹圧をかける
・太股に力を入れない(どうやったら良いのやら)


牧神の蹄
増産分が売り出されたようです(もう売り切れ?)。
よし子先生特製の巾着袋をいただきました。
和風でいいです、これ。


■お食事
セミナー後、中村先生を囲んで居酒屋で食事。
システマをされているという次回大阪セミナー世話人(?)さん、社会人野球の190cmさん、常連Tさんのカヤック仲間の長崎出身(?)さんらと構造動作話からシステマ、武術話に花が咲く。
長崎出身さんは半身動作研究会に興味を持たれたご様子。
どうなるでしょうねー

2012年1月25日水曜日

腰痛明けリハビリ稽古@半身動作研究会


腰のリハビリにと思って参加した半身動作研究会。
構造動作トレーニングでは禁止されているストレッチを少々。
自分の動作ミスを正すべく、今まで猫背にしていた腰の一部をピンポイントで反るというストレッチ。

気づいてみれば単に腹圧のかけ方が間違えていたのと、腹圧を保った状態の動き方が間違えていただけ。
胸割りと腹圧をかけるのをセットでやらなければいけないという、構造動作的には当たり前で、自分でもわかっていたつもりのことに気づきなおした。
腰痛については別の機会に反省点などまとめておこうかな。

色々動いているうちに痛みもほとんど気にならない状態にまで回復(というよりいったん散ったような感じだが)した。

稽古の方はリハビリどころか、韓氏意拳をされているU田さん登場で普段以上の稽古が出来た。

U田さんと。
■斬り込み入り身
「たいさんが出来るようになりたいと言っているのは何でしたっけ?」
「斬り込み入り身です」
というわけで始まった稽古。
色々アドバイスと感覚をもらったが、言語化が難しいのでキーワードだけ残そう。
・上下の感じ
・手で見る
・誘われない・騙されない
・触れるだけで働く
・相手から離れる癖
・腰で切る癖
・手を引く癖
・手で避ける癖

■ドンチーの復習
だいぶ前に韓氏意拳駒井教練の初級向け体験講座で教わったものだをU田さんに見せてもらって復習。
すぐに応用するのはよした方が良いようです。
だいぶ前の駒井教練の初級体験講座の日記( http://vtotai.blogspot.com/2009/12/blog-post.html

中島先生
■井桁崩し
この日の稽古テーマだったが余りやらなかったようだ。
腰痛のおかげで気づいた胸割りによる井桁崩しをやってみたかったのだが、、、

■先端から動く
先端から動くと止められない。
手を動かすときの先端は指先。指先から動かす。
指先を蛇の頭に見立てて、相手の腕に蛇が絡んでいくように動く。
とか、指先で相手の皮膚をちょっと擦ってから動くとか。
要するに指先から動くということだ。
肩・肘が固いと指先の動きを邪魔してしまう。いわゆる「追い越し禁止」の問題が発生する。

■崩され方
中島先生の技で崩される私をみた方条さんが「崩され方も身体がまとまっているのが面白い。」という感想を漏らした。
やられっぷりがいい感じになっているというでしょうか。

方条さんと
■浪之下
先日I上さんとの稽古で浪之下を止められたとき、”ちょっと”の精度を上げるべきだという結論に至ったらしい。
受けてみると質が変わっている。

■剣の体幹受け
方条さんの動きに私がついていく形。
上下が遅い。特に斜めの上下が左右に比べて自分でもわかるほど遅い。
しかし方条さん曰く、腰の痛みのせいか動きが遅いけど丁寧になっているらしい。
このまま速くなれば腰に負担をかけずに速く動けるということだからむしろ理想に近い。怪我の功名というやつですね(まだ遅いままですけど)。

■稽古後
稽古後はいつもの通り、ファーストフード店でお茶。
新しい技あり企画で縁の深い中国拳法のK井氏を招いての講習会を予定している話とか、牧神の蹄の説明動画の話などを伺う。
ゴルフのベン・ホーガンや、意拳の諸先生方の動画を見る。
みんなすごい動きなのに誰一人同じじゃないところが面白い。

■宣伝
半身動作研究会中島章夫先生執筆の記事が月刊秘伝2月号(発売中)に掲載されています。
私もちょこっとお手伝いしています。
そのときの日記(http://vtotai.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

2012年1月21日土曜日

穴場@池袋コミュニティカレッジ「甲野善紀」講座 「武術が明かす世界」


相変わらず空いている。
もっと宣伝すればいいのにと思うほど。

甲野善紀先生の講座は、西武池袋別館8F、池袋コミュニティカレッジで毎月開催中です。
申し込みは当日でもOK。ご興味のあるかたはどうぞ!
と宣伝してみたら少しは増えるだろうか。

私は最近、Twitterでさんざん腰痛メモをつぶやいていましたが、この日はまだ腰痛になる前なので、私は元気でした(今はだいぶよくなって、やっぱり元気です)。

■辰巳返し
甲野先生に声をかけられ、甲野先生を相手に辰巳返しを疲労。
出来ると認めて下さったせいか、甲野先生の押さえ方に遠慮がない。ほぼ全体重が乗るようにのしかかってくる。
(無事出来ましたが)
「この人は出来るようになったんだけど、なぜ出来るのかは自分でもわからない。」
「そうですね。なぜ言われると答えるのは難しいです。」

■太刀奪り
「この人でもこれは出来ない。」
「バシッ!(私の頭に袋竹刀があたる音)」
これも出来る人と言われたいが、今の動きではまだまだ足りない。

■講座後はなごりを惜しんで、参加者の方と少しだけ稽古。
先日八光流の広沢先生に教わった「先端を動かす」の相手をしていただいたり。


甲野先生並びに参加されたみなさま、ありがとうございました!!


ところでこの講座は私が参加している中で唯一メモを取っている講座。
せっかくだから転記しておきます。メモはイラスト付きですがテキストに出来ない&下手っぴなので文字だけ。

■角成りの手
新たな手の形が登場。
もうすべての形と名前を区別して覚えて使える自信がない。
とにかく肩が沈んで落ちる手の形なのだから、そうなっていれば正解。

■鷹奪りの手
これは「鎮心のツボ」を凹ませる手の形。
この手にした腕をつかむと動く前から止められない感じがする。
人は予測して相手の動きを止めていることがわかる。これは予測させない効果がある。
予測できないと兵力を分散させて待ち受けるしかない。

■上達
環境作りにある。いかに必然性の中に入れるか。生物の進化と同じ。

■スポーツと武術の違い
武術は蹴って動かない。

■角成りの手2
これは「追い越し禁止」
以前と同じ言葉で説明していても螺旋状に変わってきているから、同じことを指しているのではない。
これは受け取る我々側からすると、同じ言葉で説明されてもそのときの上達具合や理解の度合いによって理解の仕方が変わると言うこと。また、一度わかったと思ったものでもあらためて気づき直すということがあるということ。

■下水道の原理
斬り込み入り身

■かいな潰し
かいな潰しからの二丁掛けで詰め将棋のように相手を崩す。

■構造が丈夫であること
倒れている人がすがってくる場面。
腕で五角形を作り、親指の背にひっかける。この五角形は形を保つようにする。

■寝ている子を抱き起こす
「上体おこし」
「添え立ち」

■膝の負担軽減
少し膝を曲げたところかあ、膝を前にも後ろにも動かさないようにしゃがむと膝が楽。立つときも同じ。

■踏ん張らない剣
体幹だけで動かす。太刀奪りの体捌きで動きながら。

■体の使い方
現代は昔に比べて体力が衰えたのではない、身体の使い方の問題。

■杖
杖はつかまないで親指の背にひっかける。

■虎拉ぎ

■フルートを構えるとき、親指を使わない

■ゴルフ
ベン・ホーガン
石川僚君、タイガー・ウッズは身体に悪い。

■楽に座る
座るとき、手をクルクル。

■楽な階段
下り。
上るつもり
後ろ向き

上り。
手を挙げて倒れ込む


■手の形と使う場面(思い出せるだけ)
・卵殻の手の内
→掌の離陸
・折れ紅葉
→上体起こし
・グーパー引き(陽紀さん)
→腕にすがりつく人を立たせる
・鶴翔の手
→腕にすがりつく人を立たせる
・旋段の手
→跳ね釣り
・火炎の手
→浪之下
・出来かけパー(陽紀さん)
→なんだっけ?
・虎拉ぎ
→後ろ両手持たせの解き。足が強くなる
・瀧落としの手
→斬り落し、斬込み入身
・鷹奪りの手(オリジナルは陽紀さん)
→後ろ両手持たせの解き。手首の遊び取り
・角成りの手
→斬り落し、斬込み入身

2012年1月12日木曜日

盛りだくさん@翠雲會主催 甲野善紀『小金井稽古会』


空手団体翠雲會主催の小金井稽古会。 
以前東京武道館で知り合った某中国武術を十数年稽古されているというWさんを誘って参加。 
Wさんは私の新年ブログをみて、是非一緒に稽古しましょう!とおっしゃって下さったのですが、Wさんが武蔵小金井で私が千葉県船橋市とだいぶ離れていることが判明。 
合同稽古とはなりませんでしたが、それならばとお誘いしたのが今回の稽古会でした。 

甲野先生の術理はそのまま中国武術の稽古に直結しない部分もありながら、興味深く参考になる部分があるとのこと。 
もともと一緒に稽古しましょうということでお誘いしたこともあって、Wさんと稽古しながら甲野先生の技を受ける。 
Wさんは前回初参加だったので、今回は色々質問しようと意気込んで来られていて、横で聞いていた私も質問と答えが参考になった。 

■斬り込み入り身 
Wさんのを受けてみると、身体の後ろ側・前側両方を動員して動いている感触。 
これはこれで威力が出ている。しかし甲野先生の技を受けているときの感じとは異なる。 
”力感がない”というのが甲野先生の技を受けたときに共通する感触である。 
私も甲野先生の最新の原理「下水道の原理」を見よう見まねで試みるが、力んでしまう。 
というわけでWさんに半身動作研究会の力まない稽古をご紹介。 

■正面押し 
相手の正面に立ち(座りでもよい)、肘を軽く曲げ(小さく前へならえの形)その前腕を掴んでもらう。 
ここから、ただ真っ直ぐ前へ手を伸ばす(前へならえの形)。 
力むと相手にそれが伝わり、抵抗されてしまうが、力まずに動けば相手とぶつからずに手を伸ばせるというもの。 

■正面押し@壁寄りかかり版 
同じ事をおもいっきり背中で壁によりかかった状態でやる。 
この形では、背中が参加出来ないので力感なく動くという感触がお手軽に味わえるのだ。 

■側面押し 
相手の横に並んで立ち、肘を曲げた状態で手のひらを相手の肩に触れる。 
そのまま手を伸ばす。 
足で踏ん張った状態で手を伸ばすと相手は足が浮いて踏ん張ることが出来ない。 
足を踏ん張らない状態で手を伸ばすと相手は踏ん張れずに足が浮いてくる。 
この稽古にもずいぶん興味を持っていただけたよう。 

さんざんやっている稽古だが、Wさんにとっては新鮮だったようで好評。 
ただ新鮮であるというだけではなく、普段の稽古に繋がる部分を発見されたようでこれは紹介したかいがあった。 

■浪之下 
中国武術ではどう使うかという話はおいておいて、これはこれで面白いという事でやはりWさんと一緒に稽古。 
お伝えしたポイントは2つ 
・相手に決して寄りかからない 
・手と身体が一緒に沈む 
なかなかいきなりは難しいが、身体が真っ直ぐというのをお伝えすると重さが増した。 

■辰巳返し 
Wさんに受けていただく。 
上がるには上がるがまだ、手と身体が一致していない。もっと一緒に動きたい。 
・手を使わない 
・腹筋ではなく背中側が働く 
・飛行機が離陸するように斜め前へ 
Wさんもやってみるが、難しそう。いきなり出来たらびっくりしてしまいますけど。 
お辞儀した状態から手と身体の位置関係を変えずに起きあがってもらうと、”手を使わない”という感触を味わっていただけたよう。 

■前蹴り 
前蹴りをどうするかという話になった。 
突き・蹴りの稽古はしていないので、今の感覚で動くとという前提でやってみた。 
・前重心で立つ 
・足を出すが、のし掛かるのではなくただ前に出す 
・出した足で自分が後ろに飛ばされるつもりで動く 
Wさん曰く「うまい人にやられた時のふわっと浮かされる感じが出ている。」とのこと。 
「正面押し」の足バージョンという感じです。 

■手をクロスさせて上に下に 
中国武術の稽古の形。 
お互い向かい合って手を伸ばし相手の腕と絡まっている状態で、上か下に相手の手をどかして次の動きに繋げるというもの。 
ここでは「先端から動く」をご紹介。 
相手に触れている腕の場所は気にせずにとにかく先端(この場合は指先)から動くと、相手は止めることが出来ない。 

中国武術 
ちょっとだけ聞けた中国武術の話し。 
・相手とぶつからない動き 
・踵に薄紙一枚挟むように立つ(前重心) 
・踏ん張らない 
文字にすると私が普段の稽古で意識していることに通じるものがありそう。 
今回は私ばかり話してしまったようなので、次回お会いしたときは中国武術の稽古についても質問してみよう。 

■斬り込み入り身2 
常連のI上さんが後で”肘から先はない”という説明を思い出してみると威力があがるというのを発見。 
試してみると今まで詰まりの原因となっていた力感がスッとなくなった。 
”下水道の原理”の理解には至っていないが、”大きな手のひら”と言われていたころの説明が今頃になってしっくりしてきた。 

■納刀 
太刀奪りの稽古になるとうことで紹介されている形。 
廊下など横幅が狭い場所での納刀法だそうです。 
「出来るようになりましたか?」 
(ドキッ) 
「こうですか?」 
無謀にも甲野先生にやってみせる。 
「フフッ、そうじゃない。」 
笑われてしまった。 
精進します! 
剣の稽古も増やしたいなぁ。 

■太刀奪り 
出来かけ?出来かけまで行ってるかなぁ。 
自分ではまだまだ足りない感じ。 
もっと大きく速く動きたい。 
そのためには小さく速くをたくさんかな。 

■浪之下2 
マスターK磯さんの浪之下。 
どういうことか?持った時点でもう重いwww 
・右足にも左足にも偏らない 
・偏りそうになった方の足を浮かせる 
・結果足裏は均等になる 

■手裏剣 
なかなかお目にかかることのない手裏剣が見れるのがこの稽古会の特徴。 
刺さり方がきれい。 
最近またさらに手を使わずに身体全体が少しずつ参加することで打てるようになってきたとのこと。 

■ラガーメン 
ニュージーランドにラグビー留学をしているY君、来ていたなぁ。 
何か掴んでいってくれたらいいな。 

■打上げ稽古 
ここで先生が新発見。 
まだ名前がついていない手の内(後ほど「角成の手の内」と命名される)で柔道で組まれた状態から相手を崩す技の威力が格段にあがるというもの。 
柔道もされているK磯さんがあっさり崩されていた。 
私も受けさせてもらうと、、、危ない。 
相手と距離をとろうと腕を突っ張るほどに危険な崩れ方をする。 

たくさん稽古できた。 
練習は超楽しい! 

2012年1月10日火曜日

2012年初稽古「鏡写し」@甲野善紀(BULINK主催)東京武道館での講習会


行くと決めたら行く。開場直後、一番乗りで到着した東京武道館。
甲野善紀先生の講座の話。

広々とした会場で股割り、腰割り、プッシュアップ、ローリング。
ローリングが固いので呼吸を意識して動く。
左肩が固い。どんどん動いてリラックスして行こう。

この日は甲野先生の周りでちょこちょこと色々なことをたくさんやった。
鏡写しの説明が意外と好評だったよう(後日、Twitterでの稽古メモを見たK磯さんも以前から同じ感覚で説明をしているという話が聞けた)。
私の場合は、『受け』の感覚で感じていた事であったが、技をかけるときも相手に写るというのを中島先生から聞いて(これは面白い!)と思っていたのだ。
ここ最近、技を受けたときに受け取る情報が多くなっているのを感じていて、ますます『鏡写し』がしっくりきていたところ。



■蹴らない動き
ニュジーランドにラグビー留学している高校生Y君に質問されて、『太刀奪り』から「蹴らない動きってどうやるのですか?」という話しに。
いきなり『太刀奪り』ではやらなければならないことが多すぎるので「倒れながら進む」と「膝抜き」の説明。
誤りやすいところだけをポイントとして説明した。
・ただ倒れる
→倒れるときに倒れる反対側に重心を移動しない
・膝は常に柔らかく
→膝を抜いた後の着地で踏ん張らない

途中でJ会のN本さんが説明に加わったのでそこからはおまかせw


■鏡写し
股関節の場所を示しても位置が良くわからないというY君に股関節から崩れる技で位置を示す。
技と言ってもY君の両手を持って、私が股関節を折り畳むだけですが。
何となく(無理やり?)わかってもらえて、せっかくなので色々と体験していただいた。
・相手と自分は鏡写しの関係にあること
・相手の腕・肘・肩・背中・腰・脚のどこで力んでいるかはそのまま伝わってくること
・力みだけでなく緩みも伝わること
・膝を抜いて膝の場所
・股関節で畳んで股関節の場所
今回は「写して崩す」で股関節の位置を説明したが、『鏡写し』では他にも「写さないで防ぐ」「写った技を味わう」のようにも応用できる。



■蹴らない動きの検証
ラグビー青年Y君と向かい合って押し合う。
私が歩いてくるのをY君が止める形。
私が踏ん張って行こうとすると私の方がちょっと厳しい。
踏ん張らずに歩くとY君ががんばっても止めづらい様子。
ちなみにY君はスクラムを組まないポジション。

ちなみにY君には稽古後のファミレスで半身動作研究会と構造動作トレーニングを紹介しておいた。
皮膚と井桁を体験してもらって「これの稽古法を教えてもらえるよ。」と紹介したところ、相当興味を持った様子。
ニュージーランドに戻るのが今月末。あと何回稽古に出られるかというところだけれど、色々体験していってもらいたい。
(すでに参加されたとのこと、行動が早いね)

蹴らない動きはN本さんとも押し合いをやってみた。
私の重心位置は丹田の位置あたりまで下がっているとのこと。それでもN本さんは止まらない。
重心位置を床まで下げているということなので、私もそのつもりでやってみると拮抗した。
さらにN本さんがふわふわの状態で動くというのを加えるとまた止まらない。
色々組み合わせて強力になっていくというのも面白い。


■太刀奪り
はじめてお会いした新陰流(だったと思う)の方と太刀奪りの稽古。ゆっくりと真っ直ぐ振りおろしていただく。
それでも難しい。ゆっくりでも動く前から間に合わない。


■斬落し⇒斬込み入身
稽古後はこんど出版される著作の取材だろうか、撮影もあり先生を囲む輪が消えない。
隙をみて『斬落し』をリクエストしたが、「これは入り身のやつでしょう。」と訂正された。
下水道の原理で動かれている技って『斬落し』ではなく『斬込み入身』だったんですね。
感覚はいただけたが、再現は難しいなぁ。
なぜつまってしまうのだ。

N本さんにリクエスト。
色々やり方を紹介していただく、崩れる方向というのがあって、

I上さんと稽古していて、『大きな手のひら』と言われていた以前の喩えが今でも有効だという話しになった。
身体全体が大きな手のひらになってそれが動くというもの。
N本さんの解釈では『軌道』。受けてみると確かにぶつからないところがある。
どうやって先生の動きからそれを読みとっているのか尋ねてみたところ次の答えが返ってきた。
・先生の状態
・相手の状態
・相手の崩れ方
稽古を進めていくと色々見えてくるようです。
ところでN本さんはJ会の支部をまかされることになったそうです。おめでとうございます!!

講座後に現れた韓氏意拳の光岡先生も交えてファミレスでお食事。
武道必修化について、光岡先生が「地元の流派を必修にしたらいいのに。」と冗談まじりで言われていたが、これは本当に面白そう。
習いたい流派じゃなかったら転校しちゃったりして(笑)
他にも色々とお話を伺うことが出来たが、どうも話が物騒な方面に偏っている。
右手を使うときの左手というか身体全体のありようについて甲野先生から又聞きすることができた。
参考になるなあ。

帰る間際、I田女史に「肝臓に気をつけて」とのご忠告をいただく。心配していただいて申し訳ない。
怒りのストレスは物言わぬ肝臓に貯まるのだそう。
仕事以外ストレスは無いので本当に注意しないと。
まてよ、深夜ラーメンも牛丼も肝臓に悪そうだな。
まずはこっちからか!

2012年1月7日土曜日

2012年もよろしくお願いいたします。



あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。

2011年3月の大震災の影響はまだまだ続いていますが、そのような中でも仕事・家庭・稽古を続けることが出来ているのは周囲の理解と支えがあってこそ、ありがとうございます。
私も微力ながら被災した方々への支援を続けていきたいと思います。

2012年も稽古日記を続けます。
具体的にどなたが訪問されているのかはわかりませんが、この日記のアクセス数は毎日70~120人超、日記の中には延べ1000人以上の方が訪問されているものもあり、私が想像した以上にたくさんの方の目に触れているようです。

あらためてお断りしておくと、このブログは私が参加した稽古会やセミナーの稽古メモであり、書かれている内容には私の個人的なフィルターがかかっています。
興味を持たれた方は機会をみて是非一度、実際にご参加下さい。
また、私が武術の技について書いてある部分についてはご参考程度にとどめておいていただければと思います。
と書いておいてなんですが、ご意見・ご感想・ご質問は引き続き大歓迎です。いただけると嬉しいですし、ご意見・ご質問は私にとってもとても勉強になります。
どうぞお気軽にお願いします。

昨年の今頃を振り返ってみると2011年に立てた目標は『太刀奪りをどうにかする。』でした。
また『股割りのロールオーバー』もかくれ目標でした。
結果をみればどちらも出来るようにはなりませんでしたが、自身の変化は自分でも驚くほど。
それは技がレベルアップしたというよりも、稽古中に受け取る感覚が増した部分が大きいと感じます。
昨年末に書いた日記に”色々な先生方から教わってきた話しが繋がってきた。”ということを書きましたが、今まではバラバラに聞こえていたものが、そうではなくなってきた感覚があります。
”根本のところ”が少しずつ育ってきたのかも知れません。しかし、それは裏を返すと今理解出来る範囲に閉じこもって解釈してそれで終わってしまう危険性があるという事にもなります。
ここは気をつけていきたいところです。

あらためまして2012年の稽古目標は、
・太刀奪りをどうにかする
・斬り落としをどうにかする
・ロールオーバーをどうにかする
にします。
最初の2つは、昨年甲野先生から講座のアシスタントをつとめた帰りに「あなたは辰巳返しが出来たから、あと2つくらい。太刀奪りと斬り落とし。これが出来ると変わってくると思います。」と言われたもの。甲野先生の講座中に「出来るようになった人」として呼ばれたら達成とします(笑)
最後の3つ目は永遠のテーマになる予感すらしますが、目標におかないことには進まないので。地道にいきます。

それからこちらはどうなるかわかりませんが、今年は稽古に対して、何かしら新しい関わり方をしていきたいなと漠然と考えています。
・地元で興味がある方を探して、一緒に稽古するとか
・楽楽動作研究会に外部講師を招くとか
・武術に関係ないスポーツをしてみるとか
あとは、甲野先生の地方の講座に参加するというのもやってみたいです。
まあ、どれももう少し仕事以外の時間を確保しないと難しいですが、どれか1つでもやってみたいですね。

実際にやることは昨年と変わらないと思います、地道に稽古を楽しむのみです。
今年も1年、よろしくお願いいたします。


2012年1月3日火曜日

2011年稽古納め「構造動作新メニュー!」@半身動作研究会


2011年の稽古納め。
仕事を次の日に回して早めに到着すると一番乗り。
みちのく山道、バランスボードをセットして股割り、胸割り腰割りと割りながらゴロゴロ受け身などして過ごす。

始まってからは構造動作新メニューにびっくりして、太刀奪りに応用して、浪之下を受けて、水の中につかる感じの稽古をして忘年会だった一日。



■構造動作トレーニング 新メニュー
恵比寿ではほとんど自主稽古に当てているが、この日中島先生が道場に来てすぐに「中村さんが隠していたトレーニングメニューがある。」と教えてくれたのでまずはそれを紹介していただく。

ボールと壁を使って行うトレーニングだったが、簡単に出来るのに想像もしていなかった効果に驚いた。
結果としては構造動作理論で言われている前重心で動く姿勢を作ることになるのだけれど、トレーニング直後に走ってみると”飛び出す”といっていいほどの勢いでスタート出来る。
稽古後に中村先生がTwitterで「マラドーナ・プロジェクト」とつぶやいていたが、大げさではないと感じる効果を体験した。
ただ、このトレーニングは構造動作トレーニングで言う前重心の姿勢について理解があらかじめ必要かも知れない。
しっかし第1回目のセミナーから参加している我々に公開しないメニューがあったとは、出し惜しみにもほどがある。中島先生なんかセミナーの世話人かつ中村先生公認の骨盤おこしトレーナーなのに、、、
とりあえず中村先生には『ストレッチ禁止令』ならぬ『出し惜しみ禁止令』を発令したい。
などど思いながらもこのメニューの効果にはしみじみ感動。

■構造動作新メニューからの太刀奪り
この様子をみたU田さんから「それで太刀奪りをやったらいいですよ。」と言われやってみると、今までとは違う動きが出た。
今までとは待っていられる時間が違う。
さらにUさんのアドバイス「手からいかない。」というのと「その感じがあれば胸からそのまま前に出れば。」というのがしっくりきた。
これは今度甲野先生にお会いするのが楽しみだ。もっとも太刀奪りの直前に壁とボールでトレーニングしておかないとならないが(笑)
もう少ししたらこの感じを残すように腰割りから立ち上がるだけで同じ効果が得られそう。

■浪之下
方条さんと。今年も方条さんとは良い稽古が出来たが、最後の最後でまた良い稽古になった。
方条さんの過去最高の浪之下を受ける。
・不安定の使いこなし(足裏返しの代替)
・ちょっとずつ動くで結果としてたくさん動く
・などなど

これまでの良いとこ取りの浪之下。方条さん曰く、2日前に受けが強くて甲野先生も手こずるI上さん相手に5回連続で通ったというから実績は文句なし。
私も過去最高の受け(当社比)で受ける。
・力まない
・相手に合わせない
・来たら自動で止まる状態
・居着かない(特に足)

しかし全く止まらない。
受けた感じは、方条さんの浪之下が始まった瞬間、自分で膝抜きをやったような状態になる。その無抵抗になっている一瞬に下まで崩される。
方条さんに説明しようと、自分の崩されている感じを考えていて、(これは私の足が居着いている)と気づいた。
これに気づくと今度は止められそうな気すらしてくる。
試しにもう一度受けてみると、止められないながらも前回とは違って、動きだし直後に一回引っかかるようになった。
方条さん「あの早い段階で引っかかる感じはさすがだね。」

試しに他のバージョンの浪之下を受けてみると今までになく止めることが出来た。方条さんの過去最高の浪之下を受けて、私も過去最高の受けが引き出されたようだ。
このような稽古は本当にありがたい。


■正面の斬り
方条さんと。
ほんの少しの時間、ほんの少しの動きで大きな威力を出す。
受けてみると接点を通じて、身体全体が一気に働いているのが伝わってくる。それと同時にブワッと力が伝わり、はね飛ばされる。
下半身(だけじゃないけど)が居着いていなければ、そのままの姿勢で下がるか後ろ受け身で流す形になる。居着いていると吹っ飛ばされる。

■直入り身
U田さんと。
直入り身をやろうとしていたわけではないけれど、「頭まで水中に入ったまま動く」という状態で動けると直入り身が無理無く動ける。
たいていの場合は顔を出して動いているような状態なのだそうな。あるいははじめは良くても動き始めたり、相手と接触する瞬間に顔を水から出してしまいがちだとの事。
言われる事は難しい、これを体感出来るかどうか。


■みちのく山道
U田さんと。
直入り身で説明された「頭まで水にはいったまま」の状態でみちのく山道に乗ってみて驚いた。凹凸がまったくきにならない。
U田さんに言われて、正座で乗っても見た目が江戸時代の拷問になる他は平気。
その気を無くして、ぐでっとすると一気に凸凹部分に痛みが襲ってくるから面白い。


■忘年会
稽古後は忘年会。
時と次の日の仕事を忘れて稽古仲間と武術の話をして過ごす。
Hさんが”今日だけ言わせて”と嬉しそうに技の進展を報告。
Rさんが技から何を学ぶのかから自分の究極の甘さを力説。
O崎さんやらK山さんやらが今年一年の私の伸展を驚いて下さって恐縮。
気がつけば終電ぎりぎりの時間まで楽しい時間を過ごすことが出来た。
2011年の一年間ありがとうございました!!

っという日記はやっぱり2011年の間にアップしたかったなぁ。