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2013年12月31日火曜日

2013年武術稽古とかの振り返り

武術稽古の私の一年を振り返ってみようと思います。

2013年のテーマは「チャレンジ」でした。
積極的に環境を変えることにチャレンジしました。

骨盤おこしトレーナー
 これはいきなりの認定でしたが、トレーナーの名に恥じない取り組みを続けていこうと思います。

松聲館の技法研究員
 それらしい活動をしていませんが、今年最後に“2013年『甲野善紀』技の変遷”として整理しました。

柔道入門
 三船久蔵十段の柔道を体現すべく、また試合という環境で自分の動きを観察するため、中学校での幽霊部員経験以来、柔道を再開しました。

手裏剣先生
 剣術団体の代表Oさんの依頼で実現しました。教える視点から稽古を見直すことも、良い稽古になると実感しました。

忍者
 武蔵一族代表のバネッサ朱雀さんの目に留まり、忍者の一員に加わることになりました。

●武術稽古人生を左右する新たな出会いがありました。
健心流柔術、健心先生
 上達の仕組み、稽古を楽しむことをあらためて認識させていただきました。
 受けて心地のよい技、技を受ける大切さについて確信を得ました。

『今を生きる人の集い』空道 長田先生
 世界チャンピオンを経験してなお、学び続ける姿勢に心を打たれました。
 町道場から盛り上げる気概にはたいへん共感しました。

韓氏意拳 光岡英稔先生
 『武』に対する真摯な姿勢に圧倒されました。
 武術の稽古をするとは、日常をどう過ごすかという事だと理解しました。

●ブログのこと
今年はブログを1日1回ペースで更新していました。
仕事、家庭、稽古に加えてのブログ更新は、一年間継続するのは難しいだろうと思っていましたが、気がつけばこの記事が365回目の投稿です。
何とかやり遂げました。
毎日更新したおかげか、ブログを通じて新たなご縁が出来たり、「ブログを読んでます。」と声をかけていただいたり、技の上達の助けになったり、自分の方向性を考えるきっかけになったり、挑戦して良かったと思います。
嬉しい副作用として、時間の使い方が上達したように思います。これは仕事でも役に立っています。

来年もブログを続けますが、内容を変えます。
これはブログの更新そのものが目的になるのを防ぐためです。
・構造動作トレーニング『動トレ日記』
・松聲館の技法研究(不定期)
・仕事と武術に関する内容(不定期)

他の目標は不言実行でいきます。

今年一年、大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

2013年12月30日月曜日

(松聲館技法研究レポート)2013年『甲野善紀』技の変遷

2013年、松聲館の技法研究員になりました。
と言ってもメルマガの動画撮影や、講習会で質問に答える程度で、
特別何か活動をしておりませんでしたので、
今年最後に、2013年の一年間で松聲館の技法(甲野善紀先生の技)にどのような変化があったのかまとめてみました。
甲野先生のメルマガや撮影した動画、私の稽古記録から、個人的な見解でまとめたものです。
甲野先生非公認の資料ですので、無断での転記・転載は禁止とさせていただきます。
2013年『甲野善紀』技の変遷(pdf形式652KB)
※Googleドキュメントへのリンクですが、ダウンロードしてAcrobat Readerで見た方が見やすいです。
※リンク先が見れない方がいたら私までご連絡下さい(vto.taigi@gmail.com 全て小文字)

2013年12月29日日曜日

柔道練習(稽古納め)

2013年稽古納めは柔道でした。


前回り受け身で、足に力が入っているとの指摘を受けました。
受け身も「楽に」ですね。

練習の後は、大掃除。
道場を感謝の気持ちを込めて掃除しました。


それと、試合用のゼッケンが届きました。
試合は6月までありませんが、それまできっちり練習していきたいと思います。

2013年12月28日土曜日

赤坂駅前、徒歩わずかの場所に稽古場が!

中島先生の稽古。
赤坂駅前、徒歩すぐの場所にあるダンススタジオをお借りして稽古出来ることとなりました。
『どこでもないところに立つ』


この日稽古した感触が、韓氏意拳の感覚に繋がった。

打ち上げに行った四川の中華やさんが大当り!
今までで一番おいしい麻婆豆腐をいただきました。

2013年12月27日金曜日

甲野先生のメルマガ動画撮影で稽古

甲野先生のメルマガ動画撮影のために集まった、先生+3人での稽古。
今年最後のメルマガ動画撮影でした。

最新の術理は、こちらです。
『屏風座り』『綴れ脚』『踵が尖る』『(結果としての)浮木の腿』


今回は特に柔道の形での活用について、展開がありました。


「掴まない」「触れない」


これが出来たら面白いのですが、組んで放さない相手を道着を掴まずに投げるというもの。


詳しくは来年のメルマガに動画とともに紹介されると思います。
お楽しみに!


甲野先生の一言


「いかに失敗を気にしていられない状況にするか。」


2013年12月26日木曜日

「離陸」の稽古

中島先生の稽古会@和真クリニック

今年最後の和真に終わる間際に参加。

この日のテーマは離陸。
離陸のかかった状態で相手に触れると、相手が動き始めるのでそれについていく。

『離陸を信じる』

これが大切だとのこと。
自分で何かしようとするとうまくいきません。

稽古後は忘年会。
稽古したり、はしゃいだり、バカなことを言い合ったり。
楽しいひとときでした!
中島先生、福井先生はじめ参加されたみなさま、ありがとうございました。

2013年12月25日水曜日

『空気投げ』大進展!サンタが忍者道場にやってきた。

やりました!
ちょっと大げさに思われるかも知れませんが、『空気投げ』にまたまた(私の中では)大進展がありました。

前回、前々回の『空気投げ』も大きな進展でしたが、今回の進展でさらに三船久蔵十段の『空気投げ』に近づいたのではないかと思われます。

武蔵一族の一族稽古会に参加して、忍者で複数の流派の剣術と中国武術の稽古をされているSさんに『空気投げ』を始めとした柔道技を受けてもらって、感想をいただいたりアイデアをいただきながら試していた中で『空気投げ』が大きく変化しました。
いやー、自分では思いつかないことを質問やアイデアの形で提示していただきました。

「手を使わずに体捌きだけでも崩せそうですか?」
「体捌きを行うときの足の位置は、どこか気を使われているところはありますか?」
「『送足払』と同じように相手の足が揃う方向に体捌きで崩してみたらどうなりますか?」
3番目の提案が『空気投げ』にドンぴしゃり。
より、相手が”飛ぶ”方向に進展しました。
試しに私にもかけてもらいましたが、良い感触でした!!

「八方の崩し」からの『全方向空気投げ』も再検討に入りたいと思います。
もう一つ、Sさんとの稽古で発見したのが、『大内刈り』から『空気投げ』への連携技。
これも面白く、有効でした。

Sさんは私にとっては『空気投げ』のプレゼントをくれたサンタクロースでした。
ありがとうございました!


この日は組頭の青龍窟さん、Sさんに加えてくノ一も2名参加。
稽古納めに「棒手裏剣、全員刺さるまで帰れま10」大会で盛り上がりました。
盛り上がった後は、道場でささやかなクリスマスパーティで締めくくり。
炎海の名の通り、宴会芸も披露させていただきました!

代表のバネッサ朱雀さん、組頭の青龍窟さん始め武蔵一族のみなさま、
2013年は大変お世話になりました。
ありがとうございました!

2013年12月24日火曜日

三船久蔵十段『空気投げ』変化の予感

『空気投げ』

さらに楽に、確実な技にしていきたいです。
先日の千代田ではっきり感じられた『空気投げ』の入り方を整理します。

相手を左前隅に崩すか、あるいは相手の左足が前に出て床を踏みしめようとした時が、技に入るタイミングです。
このタイミングで、体を左側に向けてつつ、沈みこみます。
左腕は合わせて沈むようにし、右腕は相手の体につけて、のけ反る方向に崩します。

この動きで相手は体を捻りながら天井を向く方向に投げられます。
相手が抵抗すれば難易度は変わりますが、基本的な形は以前『全方向空気投げ』として、整理したものよりも、三船十段の『空気投げ』に近いように思います。

実はこれを思い出しながら千代田の記事を書いていたところ、相手の崩しを加速させる方法が思いつきました。
まだ試していないので想像ですが、右腕から『謙譲の美徳』効果を伝えるというものです。
より効果的な形で発揮させるには、相手の動き(左前隅への重心移動)を貰っておいて、跳ね返します。
この場合、『謙譲の美徳』を前後だけで用いると相手とぶつかってしまいますので、上下を使います。
相手を上方向に崩します。
上方向に崩しながら、左膝を沈めるのでちょっとなにやってるかわからなくなりそうですが、試してみたいです。

この『空気投げ』がサンタさんからのクリスマスプレゼントだったら嬉しいですね。

2013年12月23日月曜日

甲野善紀「千代田武術研究会」『空気投げ』進展

『空気投げ』に新たな形が見えました。

相変わらず甲野先生の講習会で、甲野先生の技以外の研究をさせていただいています。
(もちろん、甲野先生の技をヒントにして研究しているので、見た目と違って甲野術理の研究でもあるんですよ。念のため。)

Kさんと『空気投げ』
相手を左前に引き出した(相手が左足を前に踏み出そうとした)瞬間、
自分の左膝を沈めつつ、左に向き変わるようにして相手を相手の右隅に投げ落とします。
「これは有効ですよ。」
と柔道有段者であるKさんのお墨付きをいただきました。

と、書いていてさらに強力な『空気投げ』の方法が見つかりました!
体を沈めるときに有効なのが、『謙譲の美徳』。
これは早く試したい。
これがうまくはまれば相手が浮いて、投げられそうです。

『空気投げ』を受けていただいた皆様、ありがとうございました!!

Kさんには、他にも柔道技をレクチャーしていただきました。
相手に対して床方向に居着かせる崩し、覚えました!
『出足払』『送足払』
『小内刈り(阿部謙四郎版)』『大内刈り(阿部謙四郎版)』
『背負投げ』
『膝車』『支釣込足』
ありがとうございました!


甲野先生の技も受けましたが、強力になっていたのが『綴れ足』から変化した『綴れ脚』。
通称『マナーモード』と呼んでいた『綴れ足』は、足裏が震動するので見た目にも何をしているのかわかりやすかったのですが、
『綴れ脚』は、震動する場所が足裏ではなく膝から上の脚に変わりました。
実際に動かすのは、股関節と膝関節だと思いますが、ほとんど見た目にわからなくなったので、
練習する人は注意が必要ですね。


千代田稽古会はいろいろな人が参加していて面白いのですが、この日は現役のお相撲さんも参加されていて、いつもと違った盛り上がり方も見せていました。
面白かったのが、参加者の方々との相撲を見れた事。
さすがに本物は違いますね。だれも押せませんでした。
逆に押されているのに諦めないで粘っているので、お相撲さんが少々困っていましたが、
困った末にぶん投げて終わらせていたので、私は挑戦しなくてよかったです(笑)


他にも稽古したので忘れないようにメモしておきます。
・Hさん、Aさん、Yさん、Kさん、Sさん
『屏風座り』に必要な関節の可動について、構造動作トレーニングの『胸割り』で説明。
『空気投げ』『浮落』『謙譲の美徳』
『謙譲の美徳』による『ワンインチパンチ』『腹圧による蹴り』
『鶴翼の手による払えない突き』
手裏剣話から、ワンインチ手裏剣の練習を紹介していただきました!
『案山子崩し』
『謙譲の美徳』による『組み手』(相手を浮かせる組手)

2013年12月22日日曜日

構造動作トレーニング「次へ進む」

構造動作トレーニング「MATAWARIチャレンジ」セミナーの打ち上げに(だけ間に合って)参加しました。

中村先生「たいさんは次へ進んでください。」

「内転筋」の課題が解消したわけではありませんが、がんがん進もうと思います。
ここで言う「次へ」とは、私の理解では「全体的な姿勢・ポジション」だけでなく、
「末端まで含めた動作」をトレーニングするということ。

もちろん、今までも「姿勢とポジション」と言っても静的なトレーニングではなく、
全身の動きを伴うトレーニングをしてきましたが、そこに「足指トレーニング」で始まったともいえる末端まで動かせる為のトレーニングを進めていくという事でしょう。
足指だけでなく、足首、踝付近、手首回りの関節を動かすトレーニングも教わりました。

キーワード「MP関節」「リスフラン関節」「ショパール関節」「CM関節」

がんばりまーす!

お酒も入って、いろいろと話が飛び交いました。
体育とスポーツの違い。
「学校で教えてほしいことは体育。」

股割りのロールオーバーは出来た方が良いか?
「股関節の動きを研究するのに必要だから、動かせるまで研究した。皆さんは、そこまでやる必要はない。」
そう言われたってやりますけどね。


これが噂の「動トレ」本です。




2013年12月21日土曜日

投げの研究(柔道)

絶対に投げる。

柔道の投げには、「十分に組んだら逃さない」ための工夫が詰まっているように感じます。

柔道がまだ柔術だった頃にもあったのでしょうか?
当て身が無くなった現代の柔道の形で研究された技術ではないでしょうか?

特に『○○捲込』という技、投げる際に自分の動きに相手を巻き込んで投げるのですが、
武器の使用を前提に考えるとかえって危険な技のようにも思えます。

結論を出せるほど研究が進んでいません。
じっくり取り組んでいこうと思います。

2013年12月20日金曜日

むずかしいことをやさしく

必要に迫られる形で、今さらながらマイクロソフトのACCESSを覚えることにしました。
さっそく入門本を読んでみると、内容のわかりやすさに感心しました。

深く理解した人でも、誰にでもわかるように書くのは、難しい事。
ただ単に詳しいというだけでは出来ない事。
入門本を書くのは、難しい事を上級者向けに書くよりも大変な事だと思います。

私が初心者の方に何かを説明するときにも心掛けたい姿勢です。


作家「井上ひさし」さんの言葉が思い浮かびました。
 むずかしいことをやさしく
 やさしいことをふかく
 ふかいことをおもしろく
 おもしろいことをまじめに
 まじめなことをゆかいに
 そしてゆかいなことをあくまでゆかいに

常に心掛けたいです。
そのためには、
 相手を思いやり
 本質を追究し
 興味を持って取り組み
 真摯に向き合い
 それを楽しむ
 そしてあくまで楽しむ

という事と理解しました。
これからも楽しんでいきます。

ひっさしぶりの武術本ならぬ、技術本です。
まじめにゆかいに読んでいます。

2013年12月19日木曜日

手裏剣試行錯誤(水天宮自主稽古会)『左打ちに教わる』

水天宮での手裏剣稽古
この日はHさんと、Oさんが参加。

私の打つ手裏剣に右回転がかかっていた。
どうも剣との摩擦が少ないように感じていたが、その影響があったようだ。
こちらは剣の重さを丁寧に感じることで修正出来た。

3人でひたすら稽古。
HさんもOさんも良い感じになって終了。


『左打ち』
二人が先に帰った後、私だけもう少し残って練習した。
左打ちを練習。

自分自身の中で、左に教えること、左打ちであらためて気づくことがある。
右で分かっていることが左では出来ない。

「駄目なのがわかっていて出来ない。」

これが大事。
駄目なのがわかっていれば自分で稽古できる。
何が悪いかわからないときは誰かの教えが必要だ。

教える場面で、アドバイスをするべきタイミングかどうか、このあたりを判断材料にしても良さそうです。

2013年12月18日水曜日

質問たくさん!BULINK主催「甲野善紀」東京武道館

東京武道館での講習会。

今回は個人的にいつもよりもたくさん質問を受けました。
その前に甲野先生の技の変化(と言ってもまわりで稽古していたのであまり触れていませんが)。

『綴れ足』が『綴れ脚』へ。
震動が見えなくなっています。
他にも、、、、あったはずですが回りで稽古していて、チラ見状態だった私には把握できず。
剣術も太刀奪りも座り技も変化しています!

甲野先生から声をかけていただき、『辰巳返し』『太刀奪り』『謙譲の美徳』を披露。
披露と言っても、『辰巳返し』は重かったし、『太刀奪り』はフライングするし、『謙譲の美徳』は相手の方の抵抗により、一度失敗するしでしたが、
甲野先生よりも完成度の低い、私の動きの方がヒントになると思いますので、
お役に立てれば幸いでございます。


前回お会いした方々などなどから質問がたくさん。
質問されて思ったのですが、質問されて答えると整理して、わかりやすくしようという力が働くので、それが自分にとっても良い影響を与えるようです。
みなさん、セミナーで私(っぽい人)を見かけたら、遠慮なく声をかけて下さい!

回りで稽古
『謙譲の美徳』
何人かの方から質問がありました。
同じ説明ですぐに出来る人と、うまくいかない人がいる。
どうも、体が器用な人のほうがうまくいかないようだ。
『謙譲の美徳』は、壁に向かって練習出来る。
やり方はシンプルで、「壁を押そうとしたら押せないので、自分が後ろに飛ばされる。」というもの。
これをそのまま人に向かってやればよいのだが、人の場合は壁と違って動くので、結果として自分は飛ばずに相手だけ飛ぶことになる。
上手くいかない場合は、自分で蹴って後ろに飛んでしまっているのだ。

柔道のKさん、忍者のIさん
『謙譲の美徳』を上下に使って相手を浮かせる。

以前、Uさんに手裏剣で教わった剣の重さを足裏で感じるにも通じる。
K磯さんが言っていた相手とすれ違う体の使い方を上下にやっているとも言える。
N本さんがだいぶまえに恵比寿でやってくれたのは、ひょっとしたらこれの事かも知れない。

私の感覚では『謙譲の美徳』を上下に働かせるイメージでやっている。
相手を浮かせようとするのではなく、相手をあてにして自分が床にめり込んでいくようなつもりで動く。
嫌な感じがするらしいです。
下手に仕掛けると仕掛けた瞬間に返し技を受けたような状態になります。

サッカーへの応用
中学生にサッカーを指導されている方からの質問
・蹴らない動き
・歩く、踏み出す
・膝抜き
・ターン
・綴れ足
・浮き
聞かれると色々出てくるものですね。自分の説明を自分で聞いて納得していました。

バスケットボールへの応用
合気道、バスケをされている高校一年生のOさんからの質問
そんなに若いとは思いませんでした。
武術的な動きをスポーツに応用する研究をされているとの事。
・蹴らない動き
・蹴らないターン
・ボールを奪う
・強い姿勢

埼玉県近くで武術のスポーツへの応用について質問出来そうなところをお探し中との事でしたので、ご紹介します。
(ってこのブログを見ていない可能性のほうが高いですが)
機縁会(武術)(朝霞市、和光市)
野田古武術の会武術、姿勢・動作)(野田市、流山市、柏市)※リンク先は中島先生のブログ
構造動作トレーニング(姿勢・動作)(東京都内セミナーあり)※リンク先は中島先生のブログ
質問したい内容に答えていただけるかどうか、予めメールなどでご確認されるとスムーズかと思います。


2013年12月17日火曜日

手裏剣稽古会開催

某剣術団体の代表Oさん企画のクローズドな手裏剣稽古会が開催されました。

今回のブログはいつもと内容が違います。
というのは、先生が私です。
Oさんに手裏剣稽古会の依頼を受けてからは、甲野先生にお話しして新しいヒントを貰ったり、どう教えれば良いかを考えながら練習したり、当日の稽古メニューなどを考えながら過ごしました。(甲野先生に私の手裏剣の腕前を認めてもらったわけではありません。念のため。)

『先生』と呼ばれるのには最後まで抵抗がありましたが、教える立場を引き受けた責任として、これも受け入れた上で、出来る限り伝えていこうと決心しました。

私はこの度の稽古会に目標を2つ設定して臨んでいました。
・全員、手裏剣が刺さるようになること
・手裏剣稽古の仕方を伝えること
最初の稽古でここまで伝えられれば十分です。

と、思っていたのですがさすがに普段剣術の稽古をされているだけあって、進展が早い方が数名いらっしゃいました。
刺さるどころか、何気なく2間半の距離を通す人がでたり、ほぼ同じ場所に連続で刺す人が出るなど、教えていて驚かされる進展ぶりでした。
早々に目的を達成して、練習中気を付けることなどのアドバイスもいくつか伝えるところまでいけました。

自分が練習しているときには特段意識せずにやっていることでも、アドバイスをするつもりで練習を見ているとあらためて見えてくるものもあり、私自身もたいへん勉強になりました。

皆さん熱心に取り組まれたおかげで、稽古会が終盤になるに従って、時間の進む速度があがっていったように感じました。三時間も持つかなぁという不安もありましたが、全く心配なく楽しく過ごしていただけたようで良かったです。

手裏剣稽古の注意点まとめ
『直打法』
・伸び伸び打つこと
・反省は打った後にすること(打つ前に考えすぎない)
これは韓氏意拳のセミナーで学んだ影響が出ていますね。

細かい注意点
・紹介した手の内、構えは参考程度に(形に拘らない)
・自分の体が楽に動けることを優先すること
・体を捻らないこと
・手首をきかせないこと

威力(重さ)と威力
・腕を落とす速度が剣の速度になる
・手のひらの剣の重さを足裏で感じる状態で打つと剣に重さが乗る
・重さは重心の移動を剣にのせる

距離の調整
・打った後の刺さりかたで判断します
 下を向いていれば同じ打ち方で距離を縮めればきれいに刺さります。
 上を向いていれば同じ打ち方で距離を拡げればきれいに刺さります。

刺さりはじめると練習のやめ時がわからなくなるくらい続けてしまいます。


さらに(参加者の皆さまへ)
伝え忘れましたが、手裏剣の稽古をしていなくても、他の稽古を続けた後でまた手裏剣に取り組んでみると、手裏剣に変化が見られることがあります。
手裏剣で会得した動きで、また別の稽古が進展するという好循環がうまれます。
Oさんもまた企画してくださるようです。 (この日、槍の稽古を応用されていたように) 普段の稽古の成果を手裏剣の形で検証するのも面白いと思いますので、機会があればまた参加して下さい。
この度はご参加下さいましてありがとうございました。

また、私に手裏剣を指導していただいた甲野先生、稽古仲間のKさんをはじめ、水天宮稽古でご一緒していただいたS水さん、S原さん、Hさん、Iさん、Uさん他皆さま、お陰さまで無事初回の稽古会を終了出来ました。
ありがとうございました。

2013年12月16日月曜日

柔道練習(4回目)『体落』見直し

この日はチビッ子だけの参加。
それでも変わらず練習あるのみ。
いつものように体をあたためるランニングから基礎練習を行う。

技について色々と指摘をいただきました。

『体落』
右肘で相手を横から押す。
相手の左側に回り込みすぎると、最後、相手の右足を引っ掻けるときに遠くなってしまう。

『背負落』
私が『体落』と思っていたのは、『背負落』だった。

『大外刈り』
右腕が働いていない。

少しずつ柔道技がなぜ柔道技の形になっているのか、理由が見えてきたように思います。


『固め技』
『上四方固め』
どれもそうだが、決まると逃げ出すのが難しい。

『袈裟固め』
これはやり易い。

『横四方固め』
やりかたはわかったつもりだが、返されないようにするにはどうすれば良いのか、やりにくさを感じる。

小学生が相手でしたが、さすがに練習しているだけあって、動けますね。
よい練習になりました!

2013年12月15日日曜日

健心流柔術「東京セミナーの様子」

先日の東京セミナーの様子が動画でアップされています。
私が参加できなかった初日の様子も重要なポイントごとに整理されているようです。

実際に稽古していなくても、体験しているので、動画をみるだけで感触がよみがえり、とても良い復習稽古になります。
また東京で開催される予定とのことです。興味のあるかたはご検討ください!

以降は勝手に宣伝です。

大阪方面で健心流に興味がある方へ
夏に大阪方面で健心流のセミナーが予定されています。
要チェックです。
現在実現に向けて、会場を探されているとのことです。
用意できる方がいたら、健心先生にご連絡をお願いします。

健心流柔術ブログ

2013年12月14日土曜日

甲野先生のメルマガ動画撮影で稽古

甲野先生のメルマガ動画撮影のために集まった、先生+四人での稽古。

「珍しく大きな発見はなかった。」
と言っていましたが、すでに前回から大きく変化されていて驚きました。

『綴れ足』が見た目には、わからなくなりました。
『払えない突き』が横から見ていても、わからなくなりました。

この変化と、先日右手を痛めたことをきっかけに、手を使わない抜刀、『抜かない』抜刀を模索されているようです。
近いうちにまた変化が起きそうです。

また、『火焔の手』もあらためて確認されていました。
体幹部の動きを手首に直接伝える動きで、これも右手を痛めたことをきっかけに見直されているようです。

これからも要注目の甲野先生の最新技の詳細は夜間飛行から発信中の、メルマガをお待ちください!

2013年12月13日金曜日

武蔵一族「一族稽古会」

手裏剣たくさん。
棒手裏剣を持参された忍者の方に少しだけアドバイスをしたところ、何かを掴まれたようで、近間で刺さるようになった。
刺さるようになったら止められなくなるのがこの稽古。
また、大会で使われる十字手裏剣の上達にも棒手裏剣の練習が有効というのを、この日参加された複数のかたが実感されていたようでした。

『投げる』と左右にぶれやすい十字手裏剣と、『投げる』と刺さらない棒手裏剣の稽古は相性がよい。
棒手裏剣が直打法で刺さるようになると、体の捻れが解消されて、十字手裏剣もぶれにくくなる。

この日は武蔵一族の棒手裏剣をお借りした。
甲野先生タイプの手裏剣に比べると、かなり後ろ重心で打ち方を変えないと刺さらない。
これが面白いことに、どう打ち方を変えるべきか体が教えてくれるようになっていた。


剣の素振りと小手返し。
小手返しは習志野さんと悪のりして色々なバージョンを試していたが、どれもそれなりに有効で、それがまた面白かった。

柔道技
『大内刈り』の阿部謙四郎版を少しだけ受けてもらった。
方向性は間違いではなさそう。

2013年12月12日木曜日

手裏剣試行錯誤(『狙う』、百発百中に向かう稽古法)


『狙う』ということについてこれまでの手裏剣稽古では、手裏剣を刺しても良い的(畳)を外さないのは前提にあるとしても、積極的に点としての的を狙う練習をやらずに来ました。

あえて的を狙う稽古をやらない理由は、それが百発百中への近道に感じているからです。

まず考えたのは稽古の段階。1.刺さること2.距離を調節出来ること3.楽であること4.重さが乗ること

ここまである程度出来てこないと、『狙う』ことで、状態を悪くしてしまう恐れがあります。

『狙う』場合には特に注意が必要です。目的を「狙い通りの場所に刺す。」としてしまいたくなりますが、これではせっかく良くなった手裏剣が乱れる可能性が高まります。設定している目的はこうです。「狙って打っても、体に無理なく、楽に打てるか?その上でどこに刺さるかを確認する。」

これでやると、狙いを外した場合に省みるところが、変わると思います。狙い通りいくことに必然性を感じることが出来るはずです。そのためには、『狙う』という行為を小手先や意識した体の操作から解放してあげる必要があるのではないかと思っています。

すると『狙う』は『見る』ということになるのかなと、考えています。見ることによって、体がそこに向かって自然と『整う』。整った体で打てば、そこに向かって剣が飛ぶ。
と言うわけです。

この『狙う』と『整う』の感覚ですが、前者はこれまで半身動作研究会をはじめ、色々な場面で教わってきている『中心を捉える』という感覚に近いです。後者は、韓氏意拳のKさんやUさんに教わって得た体の状態に近いです。


現段階ではこの稽古法も予感の段階。

百発百中なんて夢のような話ですが、この方向で練習を続けてみようと思います。

2013年12月11日水曜日

手裏剣試行錯誤(水天宮自主稽古会)『真剣味』


久しぶりに参加のSさんと、何はともあれ手裏剣。『打つ』久しぶりの参加となったSさんに、最近の打ち方を紹介するところから。・剣を自分の外にはみ出させない・威力と距離は、重心の移動による重さをのせることで出す・アンダースローは、重心移動を剣に乗せる感覚をつかみやすい

Sさんの感覚で言えば一言、『軽く』ということになります。Sさんもすぐに感覚を取り戻して、手裏剣が綺麗な直打法の軌跡を描いていました。

お互い改めて確認できたこともいくつかありました。・投げると捻れる(投げては駄目)・形をなぞると捻れる(フォームを決めては駄目)

『狙う』この日はSさんの質問から、『狙う』ことについて、自分なりに思っていたものが、口から言葉として出てきました。まだまだ狙い通りに剣が飛ぶわけではありませんが、百発百中を目指す稽古方法として、意識していることがあります。が、長くなりそうなのでまた書きます。


この日は時間差で韓氏意拳のUさんも参加されました。せっかくUさんが来てくださったので話の流れから、カリ、シラット、短刀の稽古へ。「位置に入る」相手の動きに付き合うのではなく、いきたい場所に進んだ結果生じるということ。

「開く、閉じる」言葉にすると「丁度よいところ。」か。剣で言えば中心を保つ感じに近いと思われる。

これらを稽古した後、再び手裏剣をやったところ、変化がありました。この変化は手裏剣が真剣味をおびたという表現が相応しいと思います。少し物騒な表現になりますが、的ではなく相手に向かって飛ぶようになったとも言えます。自分を守りつつ、相手に向かって飛ぶ剣です。


木刀稽古Uさんはこれを伝えようと来ていただいたようです。「剣を含む。」という表現で伝えていただきましたが、毎度のことながら、文字で表現するのが難しい感覚です。光岡先生に聞いた意識を「置く」という感覚で動くと、動いたときや相手と接触したときなに、剣が自分の外にとびださない。

「次の瞬間やられるかもしれない緊迫した状態。」道具がないと無くなりやすい感覚です。道具があっても蔑ろにしやすい感覚です。これを意識できるかどうかは、稽古の丁寧さに繋がります。

「手裏剣も、柔道も一撃必殺の技を追究すべき」次もあると思って放った技と、これで決めると思って放つ技では、質が違うということでしょう。

Sさん、Uさんありがとうございました!!

特にUさんが今回初めて参加されたのは、先日の光岡先生の講座での私の質問を聞いていて、考えられてのことだと思います。そうではないかも知れませんが、このタイミングで教えていただいたことで、大変勉強になりました。あたらめて、ありがとうございました!

2013年12月10日火曜日

柔道技『体落』

 『体落』
技の原理がとてもシンプルです。
相手を前隅に崩しつつ、体を反転させます。
背負い投げは崩した相手の真ん前に入りますが、体落はやや左側に位置します。
前隅に大きく崩された相手は、体勢を整えようと足を踏み出そうとします。
その踏み出そうとする足が引っ掛かるように、こちらの右足を相手の右足にかかる位置まで伸ばします。


とてもシンブルで使いやすい技です。
柔道技の基本的な原理はこの技で説明するのがわかりやすいと思います。

似た形でかける技に『足車』『大車』があります。
こちらは『体落』に比べると同じ足技でも、足の働き度合いが低いように思えます。
今後、こちらの技も整理していこうと思います。

2013年12月9日月曜日

柔道技『大内刈り』


柔道技と有効な掛け方について、整理中です。いま時点の整理なので、この先変わっていくと思いますが。

先に阿部謙四郎版の記事を書いてしまいましたが、『大内刈り』についてきちんと整理しておきます。


『木村政彦版大外刈』の前に、『大内刈』です。(右自然体、右組みの場合)『大内刈』は、試合でもよく見られます。『内股』や『背負い投げ』との連携技として登場することも多い技です。『小内刈』も相手の足が左右異なるだけで、基本的には同じ原理です。

相手を左後隅に崩しつつ、体重の掛かる相手の左足を刈ることで、相手を投げる技です。この時、体で左後隅へ崩しをかけ、引き手、釣り手で下方向に引きます。

左後隅に崩しをかけるには、相手に向かって真っ直ぐに身を進め、左足を軸にして、右足裏を相手の左踵につけます。同時に引き手、釣り手ともにここまでは上方向に働きを持たせます。これは、相手の重心を浮かせて、コントロールしやすくするためです。浮いた相手の体にこちらの重心移動の力を伝えて、左後隅に崩します。この時、 釣り手は、肘から先が相手、及び自分の体に密着するような形にします。 これは重心移動の力を効率的に伝えるためです。相手を左後隅に崩し始めるのと、足を刈り始めるのは同時に行います。相手が崩れたら、両手の働きを下方向に切り替えます。

相手を浮かせるところから、下方向に崩すまでの両手の動きは、目の前でハートマークを描くように動かします。両手の働きは、ハートマークを描くことで、上方向から下方向に途切れることなく切り替えるためです。刈る動きは、左足を軸として、右足の親指で畳に円を描くように動かします。右足は浮かせません。これは、氷の上で相手が足を滑らせた状態を作るためです。こちらの右足が浮くと、相手は右足に重心を移しやすくなり、刈りたい左足を抜かれることがあります。

他にもタイミング、相手との位置関係など、技の要素はまだあります。『大内刈』には他にも色々なやり方があるようですが、ここまで持っていけたら、という前提のもと、『大内刈』の仕組みは理解できたつもりです。

自分の『大内刈』を作るのはこれからです。この理解の元、阿倍謙四郎の『大内刈』を研究したいと思っていたのですが、
先に書いてしまいました。

2013年12月8日日曜日

柔道技『大内刈り』阿部謙四郎版

『大内刈り』については、ひとまず整理しました。
と思ったら整理していなかったので次の記事に書きました。

同じ『大内刈り』ですが、今回はあの木村政彦に土をつけた阿部謙四郎版です。

まず、入り方に特徴があります。相手を後隅に崩すのと、自分が相手に向かうのが同時です。後隅に崩しがかかったと同時に右足で相手の左足を刈ります。ここで、浴びせ倒すようにするやり方がよく見る『大内刈り』なのですが、阿部謙四郎版では自分は崩れません。刈る足がなぜが相手の足に引っ掛かることなく、動いています。



6:15あたりからです。

このやり方、好みなので身に付けて行こうと思います。

2013年12月7日土曜日

『武学探求』光岡英稔・甲野陽紀

『武学探究』
韓氏意拳光岡英稔先生と、甲野陽紀先生の対談を聞きに行きました。

陽紀先生が聞き手というのが、絶妙に良かったです。
時おり難解になる光岡先生の言葉を、陽紀先生が時にまとめ、時に翻訳してくれて、聴衆をおいてけぼりにしないように気遣ってくれていました。
陽紀先生から滲み出るあたたかい雰囲気と、光岡先生の武術に対する妥協のない厳しさと、その厳しさに意外なほどの柔らかい表情が相まって、場の空気が程よい緊張状態にありました。
この組み合わせを企画された方のセンスの良さが伺えます。

この日聞いた内容を私がここで要約しても、場の空気感までは伝わらないと思います。
これは私が個人的に強く感じた感想になりますが、少しだけ無理して参加したかいがありました。

光岡先生の話す言葉は、受けとる側に何かを問い掛けてきます。
抽象的な表現も含まれるので、内容によってはどこかで誰かが言っているのを聞いたものもあります。
有名な格言の中に、近いものが見つかるかも知れません。
しかし、受けとる印象は強烈なものがありました。
・考え抜いたすえに発せられる言葉
・体で納得して発せられる言葉
その言葉の威力が、本やインターネットにある同じような言葉から受けるものとは違いました。

言い換えると、光岡先生が個人的に私に一人に向かって私への問いかけとして、話されているように感じるものでした。
この感想があの場所で私が感じた空気を、近い形で表せているように思えます。

質問コーナーやサイン会、ご一緒させていただいた懇親会では、個人的な疑問を遠慮なくぶつけることが出来て、本当に得難い経験をした一日になりました。

内容を書くのは控えようと思いましたが、光岡先生がデモンストレーションで見せたナイフのように、私の心にグサグサと刺さった言葉の一部をメモしておこうと思います。
・意識は『持つ』のではなく『置く』
・次の瞬間死ぬかもしれない
・自分の心に従っていれば迷いはない
・癖はなおらない、ある
・あるものはある(認める)

2013年12月6日金曜日

柔道技(『大外刈り』)

柔道技と有効な掛け方について、少しずつ整理していこうと思います。
いま時点の整理なので、この先変わっていくと思いますが。

『大外刈り』
(右自然体、右組みの場合)
『大外刈り』は、あの柔道最強と言われた木村政彦が得意としていた技です。凄まじい威力で、受けたものが脳震盪を起こしていたそうです。
木村の身長は169cmと決して高くありません。『大外刈り』には、体格に恵まれた選手が得意とするイメージがありますが、体格に恵まれていなくても使える技だと言うことです。

相手を右後隅に崩して、重心がかかった右足を刈る技です。この時、体で後ろ方向へ、引き手で右隅の崩しを保持し、さらに下方向へ引きます。
これは、相手の足が運べない、右後隅に崩しをかけつづけて、投げに入るためです。
釣り手は、相手の体に密着させ、脇を絞り自分の体と一体化させます。
これは重心移動が効率的に相手に伝わるようにする為です。

他にもタイミング、相手との位置関係など、技の要素はまだありますが、『大外刈り』の仕組みは理解できたつもりです。

自分の『大外刈り』を作るのはこれからです。
この理解の元、木村政彦の『大外刈り』も研究したいと思います。

2013年12月5日木曜日

柔道( 『空気投げ』万能説)

 『空気投げ』万能説

ここに、私の仮説を紹介しておきたいと思います。
「殆どの、手技、足技は、『空気投げ』をベースに説明できる。」
というものです。

ここでいう、『空気投げ』は、以前紹介した『全方向の空気投げ』のことです。
分類には、他にも腰技と捨て身技がありますが、足技の足が補助的に見えるのに対して、腰技の腰はメインの働きをしているように見えます。
捨て身技は、自身の崩れを利用する部分があり、私のイメージする『空気投げ』とは異なります。
あくまで仮説なのでこれから検証するわけですが。

技ができる人に言わせれば、この仮説に答えが出ているかも知れません。
「そうだよ。」
かも知れませんし、
「違うよ。」
かも知れません。
或いは、
「ずれてるよ。」
かも知れません。

しかし、これは仮説を立てた私自身が検証して、私にとって意味があるものになります。

これまで『空気投げ』に対しては、直接『空気投げ』から『空気投げ』の仕組みを解明しようとするアプローチを取ってきました。
これからは、別方向からもアプローチしてみようと思います。
この仮説が正しければ、手技、足技の理解が深まれば深まるほど、『空気投げ』が進化することになります。

そのための、柔道練習、柔道技研究でもあるというわけです。

2013年12月4日水曜日

柔道(崩し)


柔道の崩しは、崩す方向によって、大きく八方向に分けて整理されています。
前隅、後隅
右隅、左隅
右前隅、左後隅
左前隅、右後隅


どう崩すか?
体の使い方を工夫して、効率的に大きな働きを生み出したいものです。

半身動作研究会の動きであれば、『先端から動く』で崩します。この場合の先端は、指先、或いは胴着を握った拳の先です。
ここから動くと相手は崩れます。
次に投げる必要があるのと、手だけ伸ばしすぎると自分が伸ばした方向に崩れてしまうので、伸ばした手に体がついていくように動く必要があります。この時に意識するのは甲野先生の術理で言えば、『追越禁止』です。
動きが早いと、結果として『謙譲の美徳』になるかもしれませんが、『追越禁止』と『謙譲の美徳』は、注目するところが異なりますが、基本的に同じです。

甲野先生が見せる技の中にも、崩しは見られます。
『鶚落』、『斬落』などの技の中に含まれています。
触れた瞬間、潰されることもあって、崩しと技の区別がつかないと思いますが、崩しの要素はあります。
柔道技でも、短い時間で一気に技に入るには、このような状態を目指す必要があります。
実際、世界レベルでの試合を見ても、勝負は一瞬で決まっています。

柔道技を自分のものとするためには、教わったまま動いているだけでは不十分です。
練習で教わった技の仕組みを理解し、納得して、もう一度自分で組み上げて、それを検証する作業が必要です。

焦らず取り組んでいきます。